サッカー女子W杯ベスト8のなでしこジャパンが、「いいチームだったね!」と言われる理由とは?【anan編集部リレー日誌】

2023.10.10
春のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に始まり、男子バスケットボールのW杯、そして今開催中のラグビーW杯と、今年はスポーツのビッグイベントが目白押しでした。そして...

春のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に始まり、男子バスケットボールのW杯、そして今開催中のラグビーW杯と、今年はスポーツのビッグイベントが目白押しでした。そしてサッカー女子W杯もその一つ。今回、W杯に日本女子代表(なでしこジャパン)のメンバーとして出場した6名の選手たちにご登場いただいたのですが、「シェアライフ」特集でなぜサッカー選手が、と思われる方も多いのでは?

特集では、『シェアライフ』の著者、シェアリングエコノミー協会の代表理事・石山アンジュさんや、スキルシェアサービスの「ストアカ」の時短料理講座が人気のいとえりさんなど、シェアライフを実践している人たち何人にも取材させていただいたのですが、みなさんから聞かれたのは「ほとんどのモノやコトがシェアできますよ」という言葉でした。住む家、オフィス、クルマ、服や家電、スキルや趣味…、確かに“所有からシェア”に意識や価値観が変われば、何でも共有できる、分かち合えるかも、と納得させられました。

12年前のW杯で優勝し、世界一になったなでしこジャパン。今回、大会前には苦戦が予想されていたのですが、始まってみるとグループステージを3戦全勝で勝ち上がり、一気に優勝候補に。プレーはもちろん素晴らしいのですが、それ以上に、テレビの前で応援していて伝わってきたのは“チームの一体感”。スタメンもサブも関係なく選手全員が、世界一になるという夢、目標、同じ想いを共有して、一つになって戦っている姿でした。

というわけで、今回、なでしこジャパンの取材テーマは“夢のシェア”。個別インタビューで「大会中、仲間と共有したものは?」と聞くと、返ってきたのは、申し合わせたように「チームの一体感」「一丸となって戦えたこと」。あ、一人だけちょっと違った答えでしたが、それはそれでチームが一つになるのに必要なものだし、また別の選手は、チームが一つになった瞬間も語ってくれているので、ぜひそのあたり、誌面でチェックしてみてください。

世界を相手に戦っている日本女子代表のメンバーたち。サッカーやW杯の話になると真剣だし深みのある言葉がどんどん出てくる。でも撮影中は、クールな表情を作る先輩を冷やかしたり、表情が硬い後輩を笑わせたり。年齢もキャリアもバラバラだけど、ほんと仲良し。テーマに合わせて撮り下ろしカットは真剣な表情が多めですが、仲良しっぷりと一体感がわかる大会中のカットもたっぷり掲載しているので、お見逃しなく! そういえば、6人でカメラに向かって歩くカットでは、何回やっても毎回、全員の脚がきっちり左右揃ってました。いや、そこまで共有せんでも(笑)。(KM)

2939 2

「せーの!で歩いてきてください」と言うと、毎回全員、一歩目が同じ脚。たまたま? ページの都合で残念ながら未掲載です。写真・内田紘倫(The VOICE) 



立ち読み、詳細はこちらから
https://magazineworld.jp/anan/anan-2368/

ananwebでも今週の記事を配信しています。
https://ananweb.jp/