anew writer harako

男のアレを掻き立てる! 好きな人の前でこそできないふりをするべきワケ 過去のリアルから学ぶ恋愛 #21

2017.1.16
ライター&コラムニストharakoが、過去の恋愛をもとに、安定したパートナーシップを築くためのコラムを連載中です。21回目は、いつも頑張ってしまうあなたに贈る、彼の前であえてできないフリをする提案を考えてみたいと思います。

できすぎチャンになってない?

いつの間にか彼をリードしてた?
いつの間にか彼をリードしてた?

【過去のリアルから学ぶ恋愛 】vol. 21

仕事をバリバリこなす癖がついていたり、日常的に男性と対等にコミュニケーションをとっている女性に多いのが、できすぎ君の女の子バージョンである “できすぎチャン”。

(仕事終わりのデートで…)
彼:「荷物持ってあげようか?」
自分:「大丈夫!パソコンとか大事なもの入ってるし」

(ご飯を食べ終わってお会計で…)
彼:「あ、いいよ。お財布は出さなくて」
自分:「えー全部出してもらうのはなんか悪いし」

という会話をした覚えがあるという女性は、いませんか? 実は私もついやってしまうこの強がるクセ。普段は自分のことは自分でなんでもやらないと!と気を張って生きているぶん、急にデートモードになると何が正解かわからなくなったりするんですよね。

何でもかんでも自分ひとりでやろうとするのは、彼氏からすると逆効果。本当は自分でできることを、あえてできないようにみせることも大切な甘えの術だと思います。

必要とされたいという男心

甘えるのも仕事のうち。
甘えるのも仕事のうち。

彼も疲れているんだから、あんまり負担をかけてはイケナイ。なんて気を遣いすぎてしまうと、相手は「俺の存在って、この子にとって必要?」と疑問に思ってしまうようになります。

女心同様に難しいのは、本音と建前が混合する男心なんですよね。過去に「自分でなんでもできちゃうイメージだから、俺が入る隙がない」と言われたことがありました。もちろん自分ではそんな風に思っていないし、なんでもできません(笑)。しかし、好きな人の前だからこそ、一生懸命フォローしたい気持ちが出てしまって、かえって裏目に出たことがあるんですよね。

男性は彼女に必要とされたい、「俺がいることでこの子は成り立っている」と感じたいのかもしれません。

頼ることで育つ責任感

俺がリードするよ。
俺がリードするよ。

そして、ちょっとずつ彼に役目を振ることで、責任感が育っていくのも確かです。しかし自分がめんどくさいから何でもかんでも彼にやってもらう!というスタンスはNG。

ポイントは「自分で本当はやりたいけど、お願いしてもいい?」というプチおねだりの意味を込めること。荷物を持ってもらうにも、本当は自分で全部持ちたいんだけど “うーん” という申し訳なさそうなニュアンスを挟むのが大事だと思います。

もしくはお会計も、女の子側が全部払ったら彼のメンツが立たないよねという気持ちを汲み取ってレジにはいかないようにするなど、ただの甘えではなく気を遣った配慮に変えてみてはいかがでしょうか。それを繰り返すことで「彼女を守らなければ」という責任感が大きく育つと思います。