【北欧かわいい♡】パワフル女子がつくった人気ブランド『マリメッコ』、待望の展覧会!
見ると元気になれる!『マリメッコ展-デザイン、ファブリック、ライフスタイル』
【女子的アートナビ】vol. 50
本展では、ヘルシンキのデザイン・ミュージアムが所蔵する作品、約200点以上を展示。ファブリックやヴィンテージドレス、テーブルウェアなど、会場はマリメッコのカラフルなデザインで埋め尽くされています!
さらに、ブランドを立ち上げたパワフルな女性たちの軌跡も紹介され、見ているだけで元気になれる展覧会です。
マリメッコのブランドヒストリー
マリメッコの社名は、女性の名前「マリ」とフィンランド語でドレスの意味をもつ「メッコ」をつなげてつくられたそう。創業したのはアルミ・ラティア(1912-1979)という女性。1951年に友人たちと会社を立ち上げ、プリント・ファブリックを使った服の製造をはじめました。
社長となったラティアは、才能ある女性デザイナーたちを集め、カラフルで独創的な服を次々と生み出していきます。1959年にはアメリカに進出し、マリメッコは世界的なブランドに成長。今ではフィンランド・デザインを代表する存在になっています。
柄がステキすぎ!
会場には、さまざまなマリメッコ作品が並んでいます。柄がとても個性的ですが、これらはフィンランドの伝統的なモチーフや自然などに着想を得ているとのこと。ステキな図案が映えるよう、服のデザインはシンプルにして、できるだけ裁断しないですむ形になっているそうです。
おなじみの花柄も!
そして、おなじみの花柄、《ウニッコ》(ケシの花という意味)もありました! この図案は、マリメッコで最も有名な女性デザイナー、マイヤ・イソラ(1927-2001)が1964年に生み出したもの。すでに50年以上の歴史がありますが、いま見てもおしゃれですよね。彼女は約500種類もの図案をデザインしたそうです。
あのファーストレディも着ていた!
マリメッコの服は、ジョン・F・ケネディ大統領の妻、ジャクリーン・ケネディも気に入っていたそうです。
絶大な人気を誇っていたジャクリーンが着ているブランド、ということで、マリメッコの知名度は一気に上昇。メディアでも多く取り上げられ、国際的な評価も高まりました。
グッズが勢揃い♪
展示が終わると、お楽しみのミュージアムショップが待っています! ファンにはたまらない、かわいいグッズが勢揃い。
マリメッコの魅力をたっぷり味わえる展覧会は2月12日まで。
※作品写真の掲載は、展覧会期間中のみとなっています。
Information
会期:~ 2月12日(日)※1月1日のみ休館
時間:10:00 ~ 19:00(金・土曜日は21:00まで) ※入館は30分前まで
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
料金:一般 1,400円/大学生・高校生 1,000円/中学生・小学生 700円