官能に忠実になることが、脳にとっての最高のエネルギーに。
脳の働きは原始時代から大きく変わっていない。だから官能を感じる、欲するという本能的欲求は、人間なら誰しも持っているものだと枝川さん。
「官能は湧き出る本能的な感情。それを抑えるのは、脳が必要としているエネルギーを与えないばかりか、逆にエネルギーを費やして脳を消耗させてしまうのです」
特に女性は、性欲や官能を理性でコントロールしがちなので、官能のスイッチを入れるためには、身体を反応させるより脳そのものを反応させる方が効果的。
LESSON1:普段のストレスから離れられる場所に行き、本能を解放する。
理性的な思考を司る前頭前野は、外界から様々なストレスが働くことによって、それに対して理性的な対処をしようとするので、それにより本能に基づく官能的な判断を邪魔してしまう。そこで、普段の自分から離れられ、ストレスを感じない場所に行き、五感が喜ぶ=脳が喜ぶことをして本能を解放しよう。結果、脳が活性化される。
LESSON2:目、耳、手、唇、舌に意識を集中して過ごしてみる。
身体の中で、インプット、アウトプットともに情報処理能力が高いとされるのが、目、耳、手、唇、舌。これらの部位を意識的にいつもより多めに刺激し、インプットの量を増やしていけば、脳の広い範囲が活性化して感度が上がってくる可能性が。自分が好きなもの、心地よく感じるものを見て、聞いて、触れて、味わっていこう。
LESSON3:目隠しをして好きな俳優の声を聞いてみる。
官能のスイッチを入れるために大切な役割を担っているのが、想像力と創造力。女性は、言語と深く関係した脳の左側にある扁桃体が活性化して、イマジネーションを掻き立てられやすい。例えば、好きな俳優の声を目隠しして聞いてみる。耳で聞いた情報を頭で映像化したり、妄想を発達させると、官能的な記憶情報を強化できる。
LESSON4:黄体期に、自分が何を心地よいと感じているかをジャッジする。
黄体期(排卵後、基礎体温が高温の期間)は、快不快などの強い感情に関係する脳の島皮質の活動が活発化しやすく、自分が何を求め、心地よいと感じるかがわかりやすくなる。この時期に下したジャッジを「本能の声」と受け止めることで、真に求める欲求を満たすための判断基準として、黄体期以外の期間に生かすのもよいだろう。
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