「しんどい恋愛」にサヨナラ! “執着心”をほどく3つのステップ

2018.2.8
人間関係はうまくやれているのに、恋愛となると、感情の整理がうまくできずにしんどい……。そんな人は、もしかしたら“執着心”が原因かも。引き寄せ実践法アドバイザーでメンタルコーチのMACOさんに、心を整理する3つのステップとワークを聞きました。
執着2

STEP1 「あ、私、いま○○に執着している」という事実に気づく。

自分の中の執着とうまく付き合うための第一歩は、特定の人や感情に固執している自分を知ること。「こんなに苦しいのは、○○のことが気になってるから」「いま○○に執着している」と気づいたら、決して否定せず、「そっか、そのことばかり考えてしまうんだ」「そのくらい不安なんだね」と自分自身に声かけをしてみましょう。

STEP2 「執着してしまう私」を責めずに、自身の一部だと受け止める。

例えば片思いの彼のことばかり考えてしまう時「私は○○さんがすごく好き。好きでいられることが、とても幸せ」というふうに、声には出さず、頭の中でつぶやいてみて。途中でもし「自分のものにしたい!」という強い執着が溢れても大丈夫。一呼吸置いて、その執着を「あの人が好き」という思いで捉え直し、全身で感じて。

STEP3 執着を「消す」のではなく、違うエネルギーに「切り替える」 。

STEP1~2を数日やり続けていると、だんだん相手に対する感謝が生まれてくるはず。「私の世界の中に現れてくれて、ありがとう」と感情の出方がポジティブに変わってきたら、良い傾向。執着の大もとである感情に立ち戻り、「執着するほど大好きだった」を感じ尽くすことで、良い周波数のエネルギーに転換されていくはず。

では、繰り返す執着をほどくには? 3つの実践ワークをご紹介します。

WORK1 「感謝して、手を離す」を習慣にする練習。

人への執着心がなかなかほどけない場合は、まずはモノで練習するのも効果的。昔は大好きだったけど着ない服、読まない本など、「縁が薄れたモノ」を「いままでありがとう」と、感謝の気持ちで整理しましょう。

WORK2 「固まった執着心をイメージで溶かす」練習。

自分の負の感情に苦しむ時、そのエネルギーを変化させるのは“優しく包み込む”というイメージ。執着を感じたら、不安や焦りに囚われることなく、ただひたすらその強い思いを感じ尽くし、受け止めましょう。

1.目を閉じてイメージスタート。
2.手のひらサイズにした、相手の姿を思い浮かべる。
3.小さな相手を、宝物のように、自分の体の中にそっと置き、優しく包み込む。
4.相手もあなたも、ゆったりとした表情でいるところを思い浮かべる。
5.しばらくその感覚を味わった後、最後に「私の世界に来てくれて、ありがとう」とつぶやき、目を開ける。

WORK3 “執着心”を引き寄せの力に変えるには?

繰り返す執着心の原因は、自分の“過去”にある場合がほとんど。過去と今、未来をネガティブな視点の「線」で結んでいませんか? そんな時は、時間の流れを「点」として捉え直してみて。過去にしんどい恋愛を経験したとしても、執着がほどかれ、意識が変わった瞬間から今日と未来の流れは確実に変化します。“今の自分は常に生まれたての自分”、そんな意識で、毎日を過ごしましょう。

MACOさん 引き寄せ実践法アドバイザー、メンタルコーチ。著書に『ネガティブがあっても引き寄せは叶う!』(大和書房)、『ネガティブ思考があっても最高の恋愛・結婚を叶える方法』(WAVE出版)など。

※『anan』2018年2月14日号より。イラスト・利光春華 取材、文・瀬尾麻美


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