「神社やお寺などの神聖な建造物は、土地の人が認めた、エネルギーのある場所に建立されているはずです」
と、Keikoさん。
「だからこそ、自分が普段から行く場所でなくとも、他とは違う空気を感じたり、ネガティブな思いが抜けていくような場所があるのだと思います」
土地の力を取り入れるためには五感を活用。味わう食事も重要視しているとか。
「心地よい環境のお食事処でその土地のものを食べると、エネルギーを摂取できますよ。例えば羽黒山なら、雪の間から芽を出す強さがあって、大地のエネルギーをいっぱい吸収している山菜料理をいただきましょう。冬眠から覚ましてくれるようなパワーと解毒効果があります」
人の持つ力が、次の縁につながる。
鈴立山 若松寺（山形県）
山形の歌『花笠音頭』にも登場する、地域の人からの信頼も厚いお寺。
「ご住職の氏家えい脩（うじいええいしゅう）さんは、縁結びの力を持つといわれている方。素敵な人が持つエネルギーだからこそ、また別の人とのよい縁を招き入れることができるのだと思います。ソウルメイトとのご縁を願う方にぴったりなので、今年なら、4月30日の蠍座の満月の日に出かけてみては」
魂を洗濯して土地のエネルギーをチャージ。
羽黒山 出羽三山神社（山形県）
修験道の地として知られる「出羽三山」。そのうちのひとつ、羽黒山をKeikoさんが初めて訪れたのは20代前半のとき。
「当時叶えたい願いがあって、自分に活を入れる意味で登ってみたところ、その願いがすぐ現実に。明確な希望があるのに足かせがあるときなどに、強い意志を持って行くべき場所です。山そのものが特別な“気”を持つので、山頂まで登るのが難しければ五重塔まででも」
素朴なたたずまいが心をフラットな状態に。
荒立神社（宮崎県）
芸能と縁結びの神さまとして名高いにもかかわらず、素朴で優しい雰囲気が特徴だそう。
「とてものどかな田んぼの間をずーっと行った先にあるので、『本当に近くに神社があるの？』と思うかもしれません。でも、効果は絶大。友人のアンミカちゃんは、ここで祈願したことでご主人に出会えたんですよ。私が訪れたのも、彼女に『絶対に行くべき！』とおすすめされたことがきっかけです」
Keikoさん ルナロジー創始者。『新月・満月のパワーウィッシュ Keiko的 宇宙にエコヒイキされる願いの書き方』（講談社）など、著書多数。
※『anan』2018年1月24日号より。イラスト・oyasmur
（by anan編集部）
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