anan編集部
恋のお話は、気付けば“微生物”の話題に。
映画『ナラタージュ』で主演を務める松本潤さんを表紙にお迎えした、今週号のanan。特集テーマは、「恋することに決めました」。インタビュー内容は自ずと、松本さんご自身の“恋愛論”ともリンクしていきました。
恋について語るときの松本さんのお話しぶりは、いたって理知的。詳しくは本誌をご覧いただければと思いますが、なんと“微生物”(!?)にまで話題を及ばせながら、ひとりの人間として、またひとりの表現者として、恋という根源的なテーマを興味深そうに考察している松本さんのお話を聞いていると、まるで学生時代に、すんごく面白かった先生の講義を聞いているような気分になるのです。
インタビュー後は、そのまま表紙&グラビア撮影に。編集部のお願いするコンセプト説明を聞いて、すぐさま趣旨を理解して体現してくださるその表現力は、圧巻のひと言。ご本人が撮影直前に、「子どもっぽくならないようにしたいよね」とおっしゃっていたとおり、様々な感情を内に秘めながら、それでもひとつの意志を貫こうとしているような(勝手な想像です・笑)、そんな成熟した大人の雰囲気を感じるフォトシュートになっています。
ちなみに、わたくし男性編集K(25歳)が個人的に(わ! 大人…)と胸をキュンとさせられてしまった瞬間は、インタビュー中。テーブルに並べられた食べ物のなかからチョコレートを手に取り口に運んだあと、ティッシュで指先を拭うその所作でした。なんてことないヒラヒラとしたティッシュが、まるで高級レストランにある白い布のナプキンに見紛うような、気品を感じさせる仕草。こうした細かなひとつひとつのことが、映画やドラマで松本さんが見せる、様々なキャラクターの魅力を作り上げているのだな、と納得してしまいました。(TK)
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