旅先から“不運”を持ち帰ってしまうかも… 占い師が教える「旅行でのNG開運行動」
身内に不幸があったときに旅行をする
旅行をするにあたって、もしもあなたや同行相手の身内に不幸があった場合は、49日が過ぎるまでは旅行をキャンセルするか、日程をずらすようにしましょう。
仏教において49日とは、亡くなった方を7日×7回にかけて供養するための期間「中陰(ちゅういん)」を過ごす大切な時期。この時期は結婚や家を建てる、旅行をするなどの大きな行事は避けるべきだとされています。
勢いで旅行をする
旅行は、ある程度事前に計画を立ててから実行するのが一般的かもしれませんが、時には思いつきや意気投合によって急に決めてしまう場合もあるでしょう。それが悪いわけではありませんが、最低限の準備をした上で臨まなければ、“後ろ髪を引かれる”ような経験をするかもしれません。
旅行に出発する際になぜか“後ろ髪を引かれる”ときは、もしかしたらあなたの守護霊やご先祖様がその旅行を思いとどまらせるべく、何か障害を与えて気づかせようとしている可能性が。ガスの元栓や電気、可愛がっているペットや植物などに“何か”が起きたときに、あなたが大きな悲しみを背負ってしまうのを防ごうとしているのかもしれません。
他人の家に3泊する、7日目に帰宅する
私たちの暮らしには、古来よりジンクスのようなものとして“数字”が関わってくることがあります。中でも旅行にまつわるのが、他人の家に3泊すること、旅行から数えて7日目に帰宅することは避けた方が良いというものです。
前者の「3」は「身(み)」に通じることから「身を切る」という考え方に結びつくとされ、どうしても3泊するときは衣類を身代わりとして置いていくのだとか。また後者は「なぬかがえり」とも言われ、仏事には「7」にまつわる行事が多いことから、縁起が悪いとされるものです。気にしない人は良いかもしれませんが、なるべくなら避けた方が無難でしょう。
よく知られていない古い神社仏閣にお参りする
旅行先では様々なスポットを巡ることもあるでしょう。ただし気を付けてほしいことがあります。それは旅マップやネットにも掲載されていないような、良く知られていない古い神社仏閣へ軽はずみにお参りすること。もしかしたらそこは“いわくつき”とされる場所かもしれません。
仮にそうであった場合、旅行中あるいは帰宅後にあなたの生活に何かしらの変調をきたす恐れも。しかし、その原因がわかっても、旅先なので一体どこの何で“触り”があったかを特定することが難しいのです。そのため、不運に見舞われないためには「触らぬ神に祟りなし」のフレーズを忘れないようにしましょう。
おわりに
旅行で不運を持ち帰るのは、絶対に避けたいもの。旅行でのNG行動は様々あると思いますが、基本は言い伝えを無視したり、準備不足や気配り不足によってもたらされることが多いと言えるでしょう。そうならないためにも、コンディションや準備をしっかり整えて、運気も高まる楽しい旅行にしましょう。
脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター
株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。全面監修・執筆をしたオーダーメードダイアリー『まむすび手帳』は予約受け付け中。
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