同い年は相性最高ではない…!? 占い師が教える「相性がいい年齢差」

文・五十六謀星もっちぃ — 2020.6.7
人と人とのつながりは不思議なもので、出会った瞬間から打ち解け合える特別な相性もあれば、どうしても仲良くなりにくい相性も残念ながら存在しています。それぞれの性格による相性は簡単には判別できませんが、宿命的な目線での相性は、東洋に伝わる干支占いの技法を用いることで、年齢差を元に判別できます。今回は、占い師の五十六謀星もっちぃ先生に、「年齢差で分かる相性占い」をご紹介いただきました。

今回は、この干支の円図をもとに、相性を見ていきましょう。

6歳差は運命を左右する相手

年齢がちょうど6歳離れている相手は、良くも悪くも宿命的に運命を左右する関係になる可能性が高いです。

6歳差の相手は、干支の円のちょうど反対側に位置します。性格的には互いに正反対の部分が多く、基本的には反発し合う関係性です。しかし、その相手に何らかの尊敬できる部分があった場合には、自分が持ち合わせていない価値観を提供してくれる存在として、人生を何倍もきらびやかなものにしてくれる可能性があります。

6歳差の相手と関わりを持つ機会があったなら、相手が尊敬できる人物であるかを即座に見分けるようにしましょう。

もしも6歳差の困った相手がいる場合には、2人の間の干支を持つ、3歳差か9歳差の人に仲立ちをしてもらうのが良いでしょう。なお、同一干支となる18歳差や30歳差などの場合も同様です。

12の倍数の年齢差は親友になりやすい

同じ干支を共有する2人は、たとえ年齢差があっても、どことなくフランクで、友人関係のような親しい関係になりやすいとされています。

親子の相性としても、24歳差や36歳差はよい相性になりやすいとされています。

ただし、辰・午・酉・亥の人は、責任感が強く自分を責めやすい性質があるため、自分と似た性格を持つ同じ干支同士の相性がいいとはいえません。

同い年の相手

自分と同い年の相手も、同じ干支を共有しているという点では、12の倍数の年齢差と似ていますが、同じ干支だから親友だとシンプルに割り切ることはできません。

同じ干支の場合は、それ自体がすでに宿命的なつながりの深さを示しているといえますが、仲良くなるかどうかについては、それぞれの性格の相性がより重要になります。

3歳差と9歳は良き師弟

干支の円で直角の位置に当たる2つの干支は、良き師弟関係を結べる相性です。

この年齢差の2人は、一方が他方を先達として尊敬して師事するとよい関係になるとされています。どちらかがリーダー、あるいはメンターとなることによってこの関係は互いを高め合うことができるのです。

ただし、巳年の人と戌年の人の場合は、この年齢差の師弟関係から得られるものが少ないかもしれません。

また、子年と卯年も不毛な関係になりやすいとされていますので注意です。

5歳差と7歳差は微妙な相性

5歳差と7歳差は、あまり相性が良くないとされています。もしもこの干支の相手と、なんとなく馬が合わなければ、その人には深入りしないことが肝心です。

この年齢差の2人は、特別に理由がない限り、無理に仲良くする必要はないでしょう。

1歳差の相性

1つ違いの相手との関係は、干支の組み合わせごとに異なります。子と丑、未と午の組み合わせは、互いに似た性質を持ち、意気投合しやすく相性のいい関係とされています。

丑と寅も互いの違いを受け入れ合う良い関係とされています。

反対に、戌と酉、卯と辰の組み合わせはお互いが邪魔をし合う悪い相性とされています。これ以外の1歳差については、年齢差の視点からは良いとも悪いともいえません。

2歳差の関係

2歳差の相性についても、一般的にいえる相性の強弱はありません。

ただし、「犬猿の仲」という言葉が広く知られているように、戌と申はあまり相性が良くない組み合わせとされています。同様に、寅と辰も互いが強すぎてケンカになりやすいとされています。

4歳差と8歳差が最高の相性

さて、年齢差による相性の中でも、特に強力な相性を紹介しましょう。それは、干支の円で正三角形を作る位置にある、4歳差と8歳差の関係です。

お互いが持っている長所がぶつからずに融合し合い、素晴らしい関係を作り出すことができるとされています。特に恋愛の相性としては理想的です。

五十六謀星もっちぃ
10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。
著書『1日2時間で月10万円 はじめよう 電話占い師』(同文舘出版)

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