【人気占い師対談】ゲッターズ飯田は予感してた? 水晶玉子が驚きの告白

2020.6.13
波乱の展開となった2020年上半期。人間関係や働き方も大きなターニングポイントを迎えている今、私たちが時代を生き抜くヒントとは? いよいよ突入する下半期に向けての心構えを、人気占い師の水晶玉子さんとゲッターズ飯田さんに伺います。
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水晶:ゲッターズさんとは、もう何年も前から「’20年は大きな変化が起こる」という話をしていたんですよね。でもまさか、ここまで劇的に状況が変わるとは。正直、私も驚きました。

飯田:僕らに医学的な知識があるわけではないので、具体的にコロナを予想することはできませんからね。ただ一つ大切なのは、この変化は始まりにすぎないということです。

水晶:そう、ここから革命的なことが数年かけて’24年ぐらいまでに起きる感じですね。ちなみに’20年は六十干支(ろくじっかんし)では「庚子(かのえね)」で、新しい流れができる運気の変わり目の年とされています。日本で1600年に起こった「関ヶ原の戦い」も実は庚子だったんですよ。

飯田:なるほど。関ヶ原の戦いの後も、実際に幕府が開かれるまでは数年かかりましたからね。そういう意味でも、今年は歴史がひとつの方向に向かって舵を切るような転換期と思っていい。

水晶:急速な社会の変化に対して、いかに柔軟についていけるかが、今後の運気を大きく左右するポイントになりそうですね。

物の価値から働き方まで、すべてがガラリと変化。

飯田:僕の五星三心占いで言うと、’20年は「庶民」と「忍耐」がキーワードです。特に上半期はSNSやYouTubeを中心に活躍する一般人の姿が注目を集めましたよね。下半期では人間関係のあり方がさらに変化して、「人とのつながり」を重視する傾向がより強く出てきそうです。

水晶:最近話題の「オンライン飲み」も、まさに人間関係の大きな変化ですね。「こんなに人と会わない経験は初めて」という人も多かったはずです。

飯田:僕は以前から、「新しい形のホームパーティが流行る」と言っていたのですが、なるほどこういうことかと(笑)。オンラインによって懐かしい人とのつながりが復活することは、運気的にもいい流れになるはずです。

水晶:庶民感覚を大切にするという意味では、じっくり時間をかけて料理をしたり、お裁縫をして古いものをリメイクしたりと、家の中に目を向けることも大事ですよね。私はここに“自然回帰”のキーワードをプラスします。いろいろ変わる中で、変わらない自然が支えになることも。自宅で植物を育てることもおすすめです。

飯田:「家の中でできること」といえば、断捨離もその一つです。星座の動きが「土」の時代から「風」の時代に入るため、これまで重要とされていた“物”の価値はどんどん下がっていくはず。

水晶:「風」は目に見えないものを意味しますから、より形のないもの…たとえば思想や情報、智恵が尊重されるでしょうね。なので、これからの時代は「持っている」ことよりも「知っている」ことのほうがより価値がある、という流れになっていくはずです。

飯田:とはいえ、伝統や文化を大切にする流れも残っているので、断捨離で見つけた「古くて質のいいもの」をメンテナンスして再利用することは、大いに賛成です。その時は、年長者の知恵を借りると運を味方にできそうです。

水晶玉子さん 占い師。東洋・西洋の枠を超えて、数々の占術を研究。『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ366日メッセージつき 開運暦2020』(集英社)が発売中。

ゲッターズ飯田さん 占い師。6万人以上を占った膨大なデータを元に、独自の「五星三心占い」を確立。著書『ゲッターズ飯田の運命の人の増やし方』(朝日新聞出版)など。

※『anan』2020年6月17日号より。イラスト・いいあい 取材、文・瀬尾麻美

(by anan編集部)