【農業体験!】新宿から無料&直通バスで行ける、新潟十日町市への“女子旅”が楽しすぎたのでみんなにお勧めしたい!

2014.8.5 — Page 3/4

写真を見たらピンと来た人も多いかもしれません。実はこちら、草間彌生さんによる「花咲ける妻有」という作品。こちらの作品は「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」にて2003年に制作されたものなんです。

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「大地の芸術祭」は、3年に一度、越後妻有地域で開催される世界規模の国際芸術祭。次回は2015年7月26日(日)〜9月13(日)で開催されることが決定しています。シーズン中は約49万人が訪れる程大盛り上がりをみせる大地の芸術祭ですが、シーズンオフにも様々な箇所で常設展示の作品を観ることができます。

洗練された佇まいの古民家が新しい、「山ノ家」に到着

「花咲ける妻有」をあとにして、まつだい駅から歩くこと約5分、本日の宿「山ノ家」にやってきました。

Photo by Masayuki Hayashi
Photo by Masayuki Hayashi

山ノ家は1階がカフェ、2階がドミトリーの一軒家の複合施設。地元の人の暮らしをきりとって楽しんでもらうインターフェイスとして、棚田での米づくりなど地元の農業をサポートする活動や、季節を楽しみ郷土の食文化に親しむ食のワークショップ、ライブイベントなどを定期的に開催しながら、地域のコミュニケーションスペースとしての役わりも果たしています。

私たちが泊まったのはちょうど花火大会の夜。地元の人たちといっしょになって、結婚祝いや還暦祝いなどひとつひとつに想いのこもった花火を楽しみました。

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この山ノ家は、東京に本拠地であるオフィスを持ち、空間デザインやアートイベントなどの企画・運営をおこなっているデザインチームのみなさんが、2年前の夏、縁あってここ越後妻有の里山に、空き家だった民家を自分たちで改修してつくりあげたシェアハウスのような場所。そのコンセプトは「ダブルローカル」。

Photo by Masayuki Hayashi
Photo by Masayuki Hayashi
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いま、多くの人は家や職場などの生活や仕事の拠点を、ひとつの都市(地域)だけに限定しています。一人暮らしの人ならば、職場に近いところに家を持っているという人も多いはず。しかし、この「ダブルローカル」の考え方では、職場や家をひとつに限定せず、都市と田舎それぞれに生活拠点を持って、それぞれの良さを楽しみながら、行き来しながら暮らしていくという新しいライフスタイルの在り方を提案しています。
スタッフのみなさんは約2週間おきに交代で山ノ家を運営しながら、その他は東京で仕事を持ち、暮らしているそう。ライフスタイルが多様化するいま、こうした新しい働き方、暮らし方が今後増えてくるかもしれませんね。

日替わりの定食(ドリンク付¥1,000)/ソイジンジャー冷やし蕎麦
日替わりの定食(ドリンク付¥1,000)/ソイジンジャー冷やし蕎麦
朝食は近くの棚田で育った魚沼産コシヒカリや旬の野菜がたっぷり
朝食は近くの棚田で育った魚沼産コシヒカリや旬の野菜がたっぷり


実際に宿泊した二人に聞きました。山ノ家の居心地、どうだった?

Shino「都内のカフェのような、シンプルでオシャレな空間が気に入りました! フリーwi-fiが全館で使えるのも嬉しいポイント!」
櫻井「東京ではなかなか食べられない、新鮮なお野菜をつかった料理がどれも絶品でした。今度は仕事のオフに来て、カフェでおいしいコーヒーを飲みながらゆっくり考え事をしたいな」

大自然に囲まれ、ゆったりと時間が流れる地方の良さを堪能しながら、都市の仕事環境としての快適さを残した洗練された空間で、おいしいコーヒーをいただける贅沢。まさに、都市と地方の”ちょうどいいところ”を掛け合わせた、ステキな空間でした!

2日目、いよいよ楽しみにしていた”農業体験”へ出発します!

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2日目、さわやかな朝。畑での農作業に向けて準備万端です!

Shino「広島出身なので、農作業や大自然は慣れっこなんです」
櫻井「役立てるように頑張りまーす!」

このあと、青空の下でアンアン総研が叫びます!「○○○、獲ったどーーー!!!」