【洞窟都市】欧州文化首都2019に選ばれた南イタリアの町「マテーラ」が絶景すぎる!
【アンアン総研ニュース】vol.42
2019年の欧州文化首都として選ばれたイタリアの都市、マテーラ。

マテーラとは、南イタリアにある人口約6万人の都市。イタリアは国土をブーツの型にたとえられますが、それでいうと、ちょうど土踏まずの上辺りにあります。
旧市街地区には、石灰質の岩肌に作られた「サッシ」と呼ばれる洞窟住居があり、「マテーラの洞窟住居」は1993年にユネスコの世界遺産に登録されました。
その洞窟都市マテーラが、2019年の欧州文化首都に選ばれたのです。
では、欧州文化首都とはなんでしょうか?
欧州文化首都とは?
EU加盟国の文化の相互理解を深めるために、ギリシャの文化大臣メリナ・メルクーリ(当時)の提唱で発足した制度で、1985年にアテネを最初の指定都市として始まりました。
2000年より複数の都市が選ばれるようになり、選ばれた2都市が協力しつつ、1年間を通じて様々な芸術文化に関する行事を開催しています。近年では、地域活性化、特に観光客誘致を通じた経済発展と、市民の連帯意識およびコミュニティの再活性化という役割も期待されています。
ちなみに2014年は、 ウメオ(スウェーデン)、リガ(ラトビア)、2015年は、モンス(ベルギー)、プルゼニ(チェコ)が、欧州文化首都です。

洞窟都市
洞窟都市といえば、トルコのカッパドキアが有名ですが・・・。

イタリアにもこんな立派な洞窟都市があったのです。こちらは教会。

夜景も美しいです。

住みやすい??って感じはしないのですが、素敵ですよね。イタリア南部に旅行する機会がありましたら、寄ってみてください。
マテーラへの行き方
列車はバーリ(BARI)から私鉄「Ferrovie Appulo Lucane(FAL)線」に乗って、約1時間半。
ローマやミラノ、フィレンツェから長距離バスも出ています。
以上、【アンアン総研ニュース】vol.42でした。