なんとなく不安がつきまとう…。気分が晴れないときに効果的な対処法3つ

文・Yoshimi — 2017.2.8
みなさん、特に理由がはっきりしないのに不安になっちゃうことはありませんか? そのまま放置しておくと、どんどん不安癖がついてメンタル的にも良くない状態に陥ってしまいます。ふと不安を感じたとき、どのように対処しているのか、リサーチしました。

【アンアン総研リサーチ】vol. 218

この湧き上がる不安、どうすればいいの?

何の問題もないはずなのに、なにかが心に引っかかる。なんとな~く憂鬱、気分が晴れない。そんなこと、誰しも心当たりがあるのでは。そこから抜け出すために、世の女子はどんなことをしているのでしょう。対処法をリサーチしました。

人と会ってみる、別のことを始める

「不安な感情がこみ上げるのは、ひとりで過ごしているふとしたとき。そのままじっとしているとどんどんネガティブな感情が襲ってくるので、あ、やばい、と思ったら、外に出たり人に会うようにしています。これで、不安感情から上手にバイバイできるようになりました」(28歳・主婦)
「不安を感じだすときはネガティブ思考に陥る前の入り口にいるような状況。なので、明るいドラマやコメディーを見てネガティブスパイラルから脱出してます」(25歳・その他)

「不安は自己防衛本能だ」と認識する

「電車に乗るときやホームにいるときに、急に汗が出たり動悸がしたりでおかしいと感じ、心療内科を受診したらパニック障害と診断を受けました。医者での治療以外にも自分でどうにかしようといろいろな本を読んで、その中で一番自分が効果的だと思ったのが、『不安な感情は自分を守るための感情』と認識すること。客観的に今の状況を捉えられると、なんだか落ち着けるようになってきました。完治目指してリハビリ中です」(33歳・会社員)

誰でも少しは何かに対して不安に感じるのは当たり前のこと。でも度が行きすぎてしまうと普段の生活に支障をきたすくらい大変な辛い状況になってしまいます。そんなときは不安に意味があるということ、また不安は普通の人間の反応なんだと客観的に思うことで、気分が楽になるようです。今度不安がこみ上げてきたら、「この感情も自分を守るための大切な反応」と受け入れてみると、案外楽になるのかもしれません。

何が不安なのか具体的に書き出してみる

「夜やひとりの時間に苦しいくらいに不安でいっぱいになることがあります。そういうときはまず不安を書き出して、それに対してどんな解決策があるか、考えてみます。すると、自分が不安に思っていたことが案外小さいことだったり、対処できることだってわかるのでオススメです」(27歳・その他)

人間は、不安になってもしょうがないことや、不安になるほどでもない小さなことを、どんどん大事にして悩んでしまいがち。でも、いったん悩み出したり不安を感じだすと、どんどん膨らんでしまうのがほとんど。そんなときは、まずはしっかりと自分の悩みに向き合う姿勢が効果的。何に悩んでいて不安を感じているのか、その不安を解消するためにはどうすればよいのか、それらを視覚に見える形で書き出すことで、「悩むほどのことじゃないかも」「これは他人の感情だから自分が悩んでも仕方ないことだ」と消化できるようになります。

不安にとらわれず、ちゃんと向き合うことが脱出の鍵

不安は、そもそもあなたの過去の経験から自分の身を守るために備わってしまった自己防衛反応なんだとか。本当に自分を守ってくれれば良いですが、不安を感じるせいでネガティブになりすぎたり、行動を起こせなかったりと良くない方向に流れてしまう可能性も。でも、仕事でもプライベートでもストレスやプレッシャーの多い現代の女性はどうしてもメンタル的にも弱腰になってしまいがち。「ちょっと漠然な不安を感じすぎてる?」と思ったら、気軽な気持ちでカウンセリングに行ってみるのも良いかもしれません。誰かに話すこと、また同じ悩みを抱えている人がいると知るだけでも、心はきっと軽くなりますよ。

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