【辞める前に】「職場の人間関係」の悩みをスマートに乗り越えるには?
【アンアン総研リサーチ】vol.81 文・藤田佳奈美
職場の劣悪な人間関係で消耗していく・・・
20~30代の女性はキャリアアップはもちろん、結婚や妊娠などのライフイベントが目白押しで、悩むことがたくさんありますよね。とりわけ職場の人間関係や仕事の向き不向きなどの悩みは深刻。
ましてや上司に対しての不満はなかなか解消できるものではないし……ずっとこのまま耐え続けなければならないのでしょうか。そんなときは、かつて同じ悩みを抱いていた先輩女性の意見を知るのが一番の薬!
と、いうことで、20~30代女性が集まるanan総研メンバー200人に、「今となっては良かった“糧になった職場の悩み”」について聞いてみました。
Q.今となっては良い経験だったと思える糧になった職場の悩みは何ですか?
職場のいさかい、葛藤……

「新入社員時代にされたパワハラ、エイハラ。でもそのおかげで“逃げずに向き合う負けない心”を手に入れた」(29歳・事務職)
本当にツラいときは逃げる勇気も大切ですが、社会人としては強靭な精神力も大事ですよね。困難に立ち向かっていけば、ちょっとのことでは心が折れなくなるため、何事も前向きに取り組めそうです。
「女社会かつ体育会で、面倒なこともイラっとすることもたくさんあり苦悩していたが、『こんなウザいおばさん(女上司)にもどこか一つくらい取り柄があるはず。それを見つけよう』と改心したら、そんなに上司の嫌な部分が気にならなくなった。他人の良い面を見ようとすることは、協働する上で重要なのだと実感できた」(29歳・その他)
あらゆる角度から物事を見ることで、「柔軟な考え方&客観的な判断」ができるようになりますよね。人間関係も仕事も「嫌い」「つまらない」「やりたくない」とネガティブな側面だけにとらわれず、やりがいを見出そうとする努力が重要なのかもしれません。
まだまだ続きます!