目玉焼き、何かける? 女性約200人に聞いた「目玉焼きの食べ方アレンジ」

文・田中亜子 — 2022.2.23
朝ごはんの定番、目玉焼き。シンプルゆえに、作り方、食べ方にこだわりや、アレンジのしがいがあると言えるかもしれません。20代~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に目玉焼きに関するアンケートを実施しました。みなさんは、目玉焼きに何をかけますか。最も多かったのは…!

女性約200人に聞いた「目玉焼きのこだわりアレンジ」

目玉焼き 醤油 塩 コショウ ご飯 パン お供

【アンアン総研リサーチ】

20代~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた「目玉焼き」について。スタートはこのストレートな質問から。

Q. 目玉焼きは好きですか?


目玉焼き 醤油 塩 コショウ ご飯 パン お供

約7割が「はい」と回答。多くの女性に好まれていることがわかります。続いての質問は…。

Q. どんな目玉焼きが好きですか?


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「半熟」「固め」「両面焼き」「その他」と4つの選択肢から選ばれたのは、ぶっちぎりで「半熟」。9割を超える女性が支持しています。残りの1割弱は「両面焼き」で、「固め」「その他」はゼロでした。半熟は、なんといっても“トロトロ”感がポイントですよね。これをどのように食べるかでいろいろなこだわりがありそうです。それは後でど~んとご紹介しますね。

それでは、メインテーマとなる「目玉焼きに何をかけるか」についての結果を発表。まずは、ざっくりとした回答から。

Q. 目玉焼きに何をかけて食べますか?


目玉焼き 醤油 塩 コショウ ご飯 パン お供

「醤油」、「塩コショウ」、「ソース」、「ケチャップ」、「マヨネーズ」、「何もつけない」、「その他」の5つから選んでもらいました。結果は醤油派と塩コショウ派に大きく分かれ、軍配は醤油派に上がりました。ソース、ケチャップ、マヨネーズはなんとゼロ。ちなみにその他は、「マヨネーズとハーブ」(29歳・会社員)、「ベーコンとセットで焼いていて、味付けは特にせずベーコンの塩味だけです」(28歳・会社員)、「トリュフ塩」(34歳・会社員)といったコメントがありました。

では、これらをどのようにして食べるのでしょうか。お醤油派、塩コショウ派、その他の3つに分けて、みなさんのこだわりや醤油+αのアレンジテクを詳しくお伝えします!

お醤油派

「お醤油(東北の出汁入りのお醤油なので普通のより甘め)をかけて、すぐに黄身を割ってそのまま口に運び、そのあとすぐにご飯も口へ! ほんとはご飯の上に目玉焼きを乗せたい(笑)。やっぱりこれがいちばん美味しいです!」(31歳・会社員)


「半熟の黄身を少し潰して、そこに醤油を数滴。醤油+黄身を広げながら食べます」(34歳・会社員)


「半熟の黄身を割ってそこに醤油を垂らして混ぜて、そこに白身をつけて食べる!」(29歳・自営業)


「醤油をかけて、白身と黄身どっちも一緒に口に入るように折り畳んで食べる」(33歳・デザイン)


「醤油×マヨネーズが定番です!」(29歳・自営業)


「醤油と塩胡椒がベストです」(31歳・会社員)


「先にカリカリの白身を食べて、最後に半熟の黄身を崩したタイミングでとろとろの部分に醤油を垂らして混ぜて食べる」(28歳・経営者)


「半熟の目玉焼きに醤油をかけます。先に白身を半分だけ食べ、残り半分は崩した黄身と混ぜて食べます」(35歳・自営業)


「半熟の目玉焼きをご飯の上に乗せて、黄身を割って、醤油を垂らして食べる」(34歳・会社員)


「半熟卵にウィンナーや野菜をつけて食べる」(34歳・会社員)


「固めの目玉焼きに醤油を垂らして食べます」(31歳・会社員)


「両面焼きでやや固めにして醤油を少し垂らして食べるのがいいです」(29歳・自営業)

やはり半熟の黄身は潰す、広げるのが定番。それをご飯や白身、なかにはウィンナーや野菜といったものに絡めて食べるのが、多くの人がやっている目玉焼きルーティーンのよう。黄身の何とも言えない甘みとコク、たまらないおいしさですよね。

塩コショウ派

「半熟の目玉焼きの黄身を潰して白身部分と一緒に食べる」(34歳・会社員)


「半熟の卵に塩コショウをして、ぐちゃぐちゃにして食べます」(34歳・会社員)


「塩コショウをした目玉焼きとチャーシューを一緒に食べます」(36歳・派遣)


「焼く時に塩コショウを振って、そのまま食べます」(29歳・会社員)


「白米の上に乗せて一緒に食べる」(31歳・会社員)

醤油派の方の食べ方と同じようコメントが集まりました。こちらのほうがさっぱり&スパイシーですよね。固定ファンも多そうですが、気分に合わせて選ぶ人も一定数いそうです。

その他

「トーストに目玉焼きを乗せ、全体的にトリュフ塩をかけていただく」(33歳・デザイン)


「とろとろの黄身に出汁醤油を垂らして混ぜ、そこに白身をディップして食べます!」(29歳・自営業)


「一番いいのは下にベーコンかハムをひいて目玉焼きを焼くことです。白身に味が移ってめっちゃおいしいです。食べ方は、塩をかけて白身から食べます。残った黄身は、周りに誰もいないなら黄身にチュウするように口を当てチューっと吸います(笑)。人がいるならひと口で食べちゃいます」(28歳・会社役員)

目玉焼きに合わせる主食は、ご飯の声が多いですが、やはりパンも健在。しかも、塩トリュフをかけるとは、一気にリッチ感が増しますね。また、出汁醤油というのも意外な発見であり、ベーコンやハムというお肉のうまみを目玉焼きに染み込ませるテクというのも、何気なく一緒に焼いていたけど、なるほど、と参考になった人も多いのではないでしょうか。そして最後の黄身をチュ―っと吸う食べ方! わかる~! と共感の声が聞こえてきそうです(笑)。

以上、女性約200人に聞いた「目玉焼きのこだわりアレンジ」でした。半熟卵、特に黄身の人気が絶大でしたね。いろいろなものに絡めて幸せになりましょう。


©GMVozd/Getty Images