「ありえない…なのに夢中に! 年の差セックス」ハダカのコクハク#Epi15-2
ハダカのコクハク【Epi15】
アンアン本誌でも活躍するロマンスライター・ピンク先生が、今ドキ女子のリアルな本音を掘り下げていく人気連載『ハダカのコクハク』。第15人目の告白者は、榮倉奈々さん似の有紀さん。5股を続けるうちに夢中になった、年の差恋愛にまつわるお話。
「5マタかける女」
■ハダカになる人
有紀さん(仮名)
■データ
・年齢 33歳
・職業 フリーランス
・パートナーの有無 有
・初体験 16歳
・経験人数 20人
・H回数 週1
・好きな体位 バック
・苦手な体位 アクロバットな体位
ショートヘアで、女優の榮倉奈々さんのような雰囲気(つまり元気そう)な有紀さんですが、話してみると「私、話ベタなんですよ……。スミマセン」とやや気弱な感じ。
いやいや、そうとうの「酒好き」とのことなので、飲むと強気になるはず!? コロっと変わる性格やギャップが、5股をかけられるほど、モテてきた理由なのかも。修羅場もあったようですが、「今が幸せだから話してみようと思った」と告白しに来てくれました。
【Epi15-2】
ありえない…なのに夢中に!年の差セックス
ハタチそこそこで、何股もかけていた私。22歳のときに、何人もいた他の彼氏が目に入らないくらい、モーレツに好きな人ができました。
一緒にいるところを兄に見られ、「あれは、ない!」と反対された人です。そりゃあそうです、相手は24歳も年上の46歳でしたから。もちろん妻子持ち。彼の子供は私と同い年でした。バイト先のパチンコ店の常連さんで、いつも勝っていた人です。あるとき、勝ったお金でバイトの子たちを飲みに連れて行ってくれました。帰り道、酔った私は、いつもどおり、彼をホテルに誘ったら……「もっと自分を大事にしなさい」と拒否されてしまいました。
そうなると、どうしても、「おっちゃん(と呼んでいました)を落としたい!」とスイッチが入り、ガンガンアプローチするように! 毎日電話して「今日も、明日も、明後日も、毎日一緒に飲みに行きたい!」と誘いました。たまに、飲みに連れて行ってもらえたけれど、普通に家まで送ってもらっておしまい。
3カ月間、毎日追っかけ続けていたら、ついにおっちゃんが折れた! 「ホテルへ行こうと」と誘い続けた結果、やっと行くことができたんです。でもいざホテルに入ると、我に返って「やっぱり、今日はやめたほうがいいかも……」という気分に。でも、「もう遅い」と言われちゃいましたが(笑)
おっちゃんのアソコは、すごく小さかった。アレレ? 大きくならないぞと思っていたら、それが最大級だったのでした。だから誘っても断り続けられていたのかも? まあ、ふたまわりも年上なだけあって、安心感抜群のエッチをしてくれたので、大きさなんて気になりませんでしたけど。おっちゃんは、エッチだけじゃなく、生活面でもめちゃくちゃ私のことを考えてくれる人で、それがすごく心地よかった。一年くらいでお別れしたけど、今でも尊敬しています。
というのも、私は子供の頃に、両親を交通事故で亡くしているんです。だから、父親くらいの年齢の人に惹かれたのだと思います。
完全に父親を失った寂しさが癒えた頃、私に好きな人ができ、正直におっちゃんに伝えました。すると、「これからも、応援しているよ」と平和にお別れできました。
じつは、おっちゃんは、私とつき合うとすぐに、奥さんと別れてくれました。奥さんもすごくいい人で「あんたが好きになる子だから、いい子に違いない」と、応援してもらうかたちで離婚したそうです。だから、おっちゃんとは思う存分一緒にいることができてすごく幸せでした。
離婚までしてくれ、しかも奥さんの理解もあったのに、私がふっちゃって、残酷なことしたなあ、と申し訳なく思っています。
このとき、相手だけじゃなく家族も巻き込むことだから、不倫は良くないなと、思ったんですけどねえ……。
年の差セックス、実は合理的?