ハダカのコクハク【Epi11-2】 「人のセックスを見ながら…セフレとのアブノーマルな体験」
ハダカのコクハク【Epi11】
「セックスはスポーツです!」
■ハダカになる人
チカさん(仮名)
■データ
・年齢 25歳
・職業 会社員
・彼氏 無
・初体験 18歳
・経験人数 24人
・H回数 月3回
・好きな体位 バック
・苦手な体位 座位
地方から上京して7年目のチカさん。地元でそこそこ有名な“立派な”親の元に生まれ、学生時代は勉強一筋。門限も厳しく外泊は禁止。もちろん恋愛やセックスの話なんてタブーな、厳格な家庭で育ちました。ルックスは、元女子サッカーの澤穂希選手似。裏表のないサバサバ女子に見えるのですが……。親には絶対見せられない、裏の顔がすごすぎました。
【Epi11-2】
普通じゃないセフレ
初体験を済ませた後は「これで、いっぱいシまくれるぞ!」と意気揚々としていました。
次にセックスをしたのは、ナンパで知り合った30歳のタカシ。初体験は「ナマ」というリスクを負ったくせに、次からは「ナンパをしてくる男は病気を持っているかもしれない」と慎重になりました。
しかし、タカシは大手企業の名刺を出してきたし、「お茶しよう」という言葉通り、初日は本当にお茶だけだったので、信用しても大丈夫だろうと。
タカシとは4年間セフレの関係でした。とはいえ、タカシは普通のセックスはしません。誰かに見られながらじゃないと興奮できない人で、初体験したての私をアブノーマルな世界へ引き込んだのです。
「面白いところへ行こう」
車で暗い山道を進むタカシ。「このまま山奥に捨てられるかも」という不安な気持ちと、興味津々な気持ちとが入りまじっていました。
連れて行かれたのは、夜景が見渡せる夜の公園。「ほら」とタカシが指差す方向を見ると、一組のカップルが夜景をバックにセックスをしていました。人のセックスを見るのは始めてだったので「すっすごい……」とクギづけに。
「じゃ、俺たちも始めますか」と、タカシもわざとカップルから見える位置で、私のショーツをするりとおろして……バックからIN。人のセックスを見ていたので、私のあそこはすでにビチョビチョでした。
少しすると……木陰から「はあはあ」と興奮した男性の声が聞こえてきました。それを聞いたタカシは、声のする方向に向かって、私のお尻を突きだす格好にし、またを大きく開いて性器を見せつけるようにしました。
「誰かに見られているんだ」と思えば思うほどすっごく興奮して、腰が砕けそうになり愛液が足首まで流れて行ったのを覚えています。人生2回目のセックスは、痴漢に見られながらでした。
華麗なるセックスの日々
タカシとは毎週金曜日の夜に会って、ハプニングバー、エスエムクラブ、カップル喫茶などへ行き、知らない人たちの前でセックス。少し前までは、田舎でマジメ生活を送っていた私が、こんなことをするなんて夢にも思いませんでした。
すべての行為が快感だったのですが、一番気持ちがよかったのは、タカシの友人でモデルみたいなカップルとの4P。
キレイな女の人が、「こういうの初めて?」と聞いてきました。「はい……」。「じゃあ、ここ、舐められたことないでしょ?」と、彼女が舐め出したのは、私の足の指……。
もう、ただただ驚きでした。そんな汚いところを!? こんな美しい人が!? ましてや女性が!? 私は驚きつつも、すっごく感じてしまいました。女の人のベロってこんなにやわらかくて温かいんだ。恐ろしく気持ちよかった!
こういう経験を重ねていくうちに、セックスは、ただただ気持ち良くて、スッキリする行為に。スポーツと一緒のようなものという認識になってしまったのです。
この頃は、「暇だな」と思うと、セックスができる相手を探す日々。それって、暇だからカラオケやボーリングへ行く感覚と同じようなものでした。
セックスはスポーツ?
「セックスはスポーツと一緒」という名言を発してくれたチカさん。
確かに、セックスって脚を開いたり、カラダを曲げたり、同じ動きを続けたりと、スポーツ要素もたっぷり。だけど、多くの女性は、「セックスはスポーツです!」だなんて言いきれません。なぜなら、「セックスは好きな人とする愛の行為」だって刷り込まれてきたから。そうでない価値観なんて知らないんですもの。
でも、「セックスってスポーツ!」って感覚は、忘れちゃいけないと思います。だってセックスで感じないと悩む人は、準備運動が足りてないことが多いから。
私たちって、マラソンでも水泳でも、スポーツの前は必ず準備運動をするように教えられてきました。そのほうが、カラダが動きやすくなり、ナイスパフォーマンスができるから。
いいセックスをするためにも、柔軟性をアップさせるとか、事前にセックスで使う筋肉を使うようにして感じやすい身体にしておくことって大事です。こういった、セックスの準備運動の方法をまとめたのが『「勝負日」までに、魅せる&感じるカラダになる! ラブボディ・エクササイズ』(著:香取知里/マガジンハウス)。パーソナルトレーナーの先生と一緒に作った本です。
♡『500円を積み重ねる資産運用!ズボラ女子のための楽しんでお金を増やす方法』
©Foremniakowski/Gettyimages
※2015年9月4日作成