ハダカのコクハク【Epi10-3】「セックスレスでプロポーズ」

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Pink eye’s

セックスをしたくないとき

セックスレスには、自分がしたくないとき、相手がしたくないとき、両方がしなくていいときがあります。レスだとしても、どちらかが困ったり、悩んだりしていなければ、なんら問題はないと思いますよ。今日は、女性がセックスをしたくなくて、悩んでいるケースについて。

ある女性から、こんな相談がありました。

「彼とはつきあって5年目。私に性欲がなくて、彼とセックスがしたくない。だから彼に申し訳ないと思っている……。どうしたらセックスをしたいと思えるのだろうか?」 
 
彼女は性欲を取り戻したくて、無理やりいろいろ試したようです。オナニーをしてみたり、エッチなマンガや動画を見てみたり。そうこうしていたら、ある日、突然思い出したんですって。なぜ彼とのセックスがイヤなのか。

それは……彼とつき合い初めのころ、頭を持たれて強引にフェラチオをさせられたからでした。その行為がすごくイヤで、屈辱的だった。でも、彼のことが好きだったから「イヤだ」とは言えなかった。でも二度としたくなかったから、「性欲が沸かない」という体調の変化となって現れたようです。

それを思い出した彼女は、彼とセックスをしない自分を許したんだって。すると、彼への執着も冷めて、お別れできたんですって。それまでは、恋人とセックスができない自分を責めていたけれど、自分を責める気持ちを手放せ、彼のことも手放せた。次にできた恋人とはちゃんとセックスができたと喜んでいました。

彼とのセックスがイヤでも、マジメな日本女子って「する」努力をしがちです。でも、頑張ろうとすればするほど、したくなくなるもの。そうゆうときは、一旦「する努力」を放棄していいと思います。彼に「俺のことが好きじゃないの?」なんて言葉をかけられて、苦しんでしまうかもしれないけれど、好きだからしなくちゃいけない! と、自分に言い聞かせるのはやめてみる。
 
そうすることで、それまで見えなかった、本当の気持ちが見えてくること、大いにあります。それは、妊娠するのが怖いかもしれないし、子供が生まれたから彼の愛情が子供にいきそうな恐怖かもしれない、はたまた子宮の病気が隠れていたと言う人もいます。