初めての夜を迎えるはずが… ベッドで起きた「男女の悲しい事件」3つ

文・塚田牧夫 — — Page 1/2
好きな人と結ばれるとき、これ以上ない幸せを感じるはずです。しかし、時として運命の悪戯としか思えないようなことが発生する場合も……。今回はそんな、“ベッドで起きた男女の悲しい事件”として、体験談を語ってもらいました。

使用期限切れの避妊具のせいで

「好きな男性が初めて私の家に遊びに来てくれたときです。お互いにしばらく恋人がいなかったので、かなり緊張して、なかなかいいムードにはなりませんでした。

夜になり、ようやくキスをしてベッドに向かったんですね。すると彼が、“アレある?”と聞いてきました。あったかな……と引き出しの奥からかなり昔の避妊具の箱を取り出すと、ひとつだけ残っていたんです。

それを彼が装着したのですが、手で付けている途中でペリペリと破けてしまいました。そこで気まずくなって、終了……。避妊具の箱を見たら、10年近く前に使用期限が切れていました」エリ(仮名)/33歳

男性が家に来る時点で、こういう展開になるとある程度は予測していたはず。必要なものは事前に準備しておかなければいけません。

悪天候に振り回されて

「数年前、当時好きだった女性が俺の家に食事を作りに来てくれたんです。すると、突然雨が降り始めて、雷まで鳴り始めました。彼女が帰れなくなるぐらいの悪天候になり、なんと泊まっていくことに。ラッキー!

夜も更けていい雰囲気になり、一緒にベッドに横になったんです。でも、なんだか外がかなり騒がしくなってきたんですね。ドアを開けて外を見ていると道路が水浸しに……。1階の僕の部屋の玄関が浸水するほどの状態になっていました。

彼女そっちのけで周辺を片付けるハメになり、その夜は一睡もできませんでした。彼女はそれから2度と家に来てくれませんでした」ミツル(仮名)/28歳

天候が味方してくれたかと思いきや、最後に裏切られてしまったようです。頼れるのは、やはり自分だけということでしょう。