密室で2人きり…「下心丸出し男」をかわす華麗なるひと言3つ

文・塚田牧夫 —
みんなと一緒にいたはずなのに、いつの間にか男性と2人きりになっていた……なんていう場面がたまにあると思います。そこで男性が豹変し、迫ってきたらどうすればいいのか。もう手遅れなのか……。そこで、“今にも襲い掛かってきそうな男をなだめるひと言”というテーマで女性たちに話を聞きました。

「伝染るかも…」

「男友だちの家で鍋をすることになったんです。男女2人ずつ、4人で鍋を囲んでワイワイやっていました。みんな泊まっていくのかと思いきや、2人が帰ってしまい、男友だちと2人きりに……。

でも、友だちですし心配はしていませんでした。ところが、ちょっとお酒が入っているからか、カラダを寄せてきて、肩を抱いてきたんです。そして、キスされた。これはヤバい……。

そこで咄嗟に言ったのが、“伝染るかも……”でした。それを聞いて、友だちはいったん引きました。そして、“もしかして、インフルエンザ……!?”と聞いてきた。

私としては、軽い風邪のつもりだったんだけど、そう捉えるなら、それにのっかるしかないと思い、“周りで流行ってるから心配で……”と答えました。すると、友だちはおとなしくなった。何ごともなくて良かったけど、嘘ついて申し訳なかったかな」ヨシミ(仮名)/28歳

「まあまあまあ…」と言い続ける

「私は料理が好きで、休みの日は結構自炊するんです。ちょっと多めに作りすぎた日があって、後輩の男の子を呼びました。美味しそうにたくさん食べてくれました。

ところが、食べ終わっても彼がなかなか帰らないんです。だんだんと無口になり、距離も近くなって、突然抱き付いてきた。さらに強引にキスまで……。

そして、“好きなんです”と言って迫ってきたんです。どういうわけか火がついてしまったようで、服まで脱ぎ始めました。ここで私は、なんとかしないと思い、“まあまあまあ……”となだめ始めた。

“まあまあまあ……”と言いながら服を着せ直しました。“俺本気です”と言ってきても、そこも“まあまあまあ”で返しました。

とにかく“まあまあまあ……”を言い続け、ことなきを得ました」ジュンナ(仮名)/31歳

「××のことはいいの?」

「友だちみんなで飲みに行った帰りでした。帰る方面が同じ男友だちがいたので、軽く飲むつもりでもう一軒行ったんですね。でも、そこで結構飲んでしまったんです。

店を出た途端、男友だちが“ホテル行こうよ”と誘ってきました。断ったのに、強引に私の手を引き、ホテル街に向かって歩き始めた。ピンチ!

そこで、“××のことはいいの?”と、女の子の名前を出しました。その子も仲のいいグループのひとりで、すごく美人でモテる子でした。

予想通り、男は“え?”と立ち止まった。“あんたのこと気になってるって言ってたよ”と完全なる出まかせを言うと、“マジ……?”とおとなしくなり、暴走は収まりました。

後日、女の子には、嘘をついたことを謝りました。逃げられて良かったと、笑っていましたけどね」アズサ(仮名)/29歳

“今にも襲い掛かってきそうな男をなだめるひと言”をご紹介しました。うまい言葉でかわせるといいですね。

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