「辛い時ほどチャンスは近くに」HY、新アルバムを『CHANCE』にした訳
紅一点・仲宗根泉さんは、初の「女子会」を全国5都市で開催。参加した女性からの赤裸々な相談を、下ネタを交えて明快に答える彼女の発言に、各会場で笑いと共感が広がる濃密な交流の場となった。
「いつも女友達と話している時の普通の自分が出せたかなって思う。その時の想いを短い曲にしてインスタにアップし始めたのも、この女子会がきっかけでした」(仲宗根泉)
またロックバンド・BIGMAMAとの初コラボでは、アルバム制作だけにとどまらず、最終的にライブツアーを行うまでに発展していった。
「一緒にやった経験から自分が一番感じたのは、HYの5人にしか出せない音はあるんだということ。よりHYの音に自信が持てるようになったし、今後はさらにそれを突き詰めていこうと思いました」(新里英之)
新たな出逢いを経て生まれたニューアルバムが『CHANCE』だ。
「CHANCEには、巡り合わせや好機というポジティブな意味もあって。あなたがそばにいてくれたからこの10曲ができたんです、という気持ちが強かったので、このタイトルにしました」(名嘉俊)
全体的にHYらしい明るく開けた印象を受ける新作だが、これまでより踏み込んだ大人の恋愛観を描いた「あの日のまま」や、仲宗根初のロックバラード「ロックスター」など、新たな挑戦も。「こうしたいというメンバーの主張を、今までで一番強く感じた作品」(新里)という。
「納得のいくまで弾きました。ギターソロもいろいろ考えて、自分のプレイを追求できましたね」(宮里悠平)
「自分は常に今できる全部を出しきるようにしています。なるべく歌のじゃまにならないように気をつけてるんですけど…。次のチャンスを待ちたいと思います(笑)」(許田信介)
最後の曲「CHANCE」は、今まで、そしてこれからの決意を歌う。
「辛い時ほどチャンスは近くにあると思うんです。辛さを乗り越えて力に変えた瞬間、チャンスは見つかる、自信も持てる。『CHANCE』を書きながら、HY結成当時の夢を思い出しましたね。20周年に向けて、これからもっと多くの人にHYの音楽を知ってもらえるように羽ばたいていきたいと思います」(新里)
初回盤とファンクラブ限定盤の特典CDには、仲宗根がインスタに発表した曲をブラッシュアップして完成させた絶品バラード「DEBUと言われて」を収録。本人出演のライザップCM曲として流れている。
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