記憶力もUP!? 前頭前野を鍛える脳トレにチャレンジ♪

2017.2.28
作業記憶を支える、前頭前野を活性化します。

記憶に深く関わる脳といえば、“海馬”が有名ですが、そこは長期記憶を作る場所。

「仕事や日常で見聞きしたことを基にした、何かの作業をするための記憶(=作業記憶)は、“前頭前野”が支えています。日常で“記憶力が良い”と言われるのは、その作業記憶の脳力が優れている人。彼らの前頭前野は常に整理されており、新しい情報が入りやすい。だからすぐに物事を処理できる。まずは一部分でも画像を覚え、離れた場所にあるもう一枚の画像と比べるのがよい。これを繰り返すと作業記憶が鍛えられ、記憶の容量も大きくなります」(脳科学者・枝川義邦先生)

記憶脳を広くするための脳トレ。ぜひ試してみて。

【課題】
上の写真をよく見た後、下の写真と見比べて、間違いを見つけましょう。間違いは全部で4個です。

脳
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【答え】
1:横長の雲がある。
2:ヤシの木の葉が1枚ない。
3:サーフボードの横に伸びているロープがない。
4:サーフボードについていたマークが消えている。

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いかがだったでしょうか。たとえ間違っても、脳には良い刺激になった…はず!

枝川義邦先生 脳科学者、早稲田大学教授。一般向けの著書に『「覚えられる」が習慣になる!記憶力ドリル』(総合法令出版)など。また、NHKなどへの番組出演や、監修も手がける。

※『anan』2017年3月1日号より。取材、文・重信 綾 Photo/Getty Images

(by anan編集部)


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