5分前でなく「25分前行動」! 仕事がうまくいく人間関係の作り方♪
飛び込みの営業に、気難しい取引先…。人と接する仕事には、悩ましいこともいろいろ。
「対面の仕事は、ゲーム感覚で取り組むのも一案です。難攻不落な相手でも、攻略法を見つけるような気持ちで挑めば、あの手この手でトライしがいがあるはず。うまくいかない時は、また次の打席があると切り替え、別の策を講じればいいんです」(経営コンサルタント・中山遼二さん)
そんな対面の仕事には、人と関わるからこそ得られる喜びも。
「先方の信頼が得られたことで契約が取れたなど、フィードバックがダイレクトなのも営業の特徴。そのぶん、やりがいも大きいんです」(営業部女子課主宰・太田彩子さん)
「ダンジョン攻略の第一は、攻略可能な相手を選ぶこと。自分に合うお客さんはきっといます。そして自分の武器を磨くこと。3種類くらいでいいので、何十回も練習して、面白い話ができるよう頑張りましょう」(K.I.T.虎ノ門大学院主任教授・三谷宏治さん)
ここでは、仕事上の対人関係がうまくいく、6つのコツをご紹介します!
25分前行動で余裕をゲット。
初対面の相手を訪ねる場面。少なからず緊張はしてしまうもの。
「約束の時間の15分前に到着は当たり前。もう10分早めに着いて、会社の周りや受付を観察してみましょう。受付は会社の顔。飾られているパンフレットの様子は? 受付の応対はスムーズ? それらは面談相手にとって、とても有益な情報なのです。挨拶の際、まずはそんな雑談から」(三谷さん)
最終確認は自分の笑顔!
第一印象を制するのは、なんといってもやっぱり見た目。
「とくに笑顔は、相手の懐に飛び込むための有効手段。交渉術などテクニック以前に、まずは笑顔を作れば掴みはOK。また、自分にとっても、口角を上げれば気持ちが上がりますし、リラックスにもつながります。エレベーターを降りる直前に、鏡で笑顔を確認してから、いざ突入!」(太田さん)
心を開くのは自分から。
相手との距離をもうちょっと縮めたい! そんな時は?
「一歩踏み込んだ、自分のプライベートな話をすること。なかでも失敗談は、対女性の時に有効。『こんなことも話してくれるんだ』と相手は親しみを感じ、安心するのです。また、趣味の話も有効。食などマスなものなら盛り上がりやすいし、ニッチな趣味なら引きになります」(太田さん)
憂鬱な謝罪は、温かい飲み物をお守りに。
あってはいけないけれど、時にはミスをしてしまうことも。
「謝罪は必要なプロセスですが、気が重いのも事実。そんな気持ちを和らげるべく、先方に会う前に、温かい飲み物を持ったり、飲んだりしておきましょう。手や体が温まると、交渉を有利に運べるという調査結果があります。その効果を心の支えに、あとは誠心誠意、謝るのみ!」(太田さん)
人格チェンジで強くなれる。
営業にありがちなのが、相手に冷たくあしらわれてしまう場面。
「自分自身が否定されたと捉えてしまうと凹みます。そこでデキる営業がよくやっているのが、仕事とプライベートは別物の自分と考えること。そうすれば、仕事で失敗しても『自分は自分』と必要以上に落ち込まずに済む。客観的な視点が持てるので、改善策も冷静に立てられます」(中山さん)
小さな感謝が積もって山となる。
仕事における対人関係で、こんなところからも喜びを発見可能。
「それは、周りの気づかいを敏感に感じること。自分がやってあげたことは覚えているように、よく観察してみると、実は人があなたに何かしてくれていることも多いんです。小さなことでも『ありがとう』を伝えると、手助けしてくれる人が現れるなど、結果的に仕事が円滑に」(太田さん)
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