本宮泰風が青柳翔にいたずらすることも!? ドラマ『日本統一 関東編』撮影現場裏話

2023.4.23
『日本統一』は、かつて不良少年だった氷室蓮司と田村悠人が、“弱きを助け、強きを挫く”をテーマに、日本の極道界の頂点を目指すサクセスストーリー。満を持してのキー局登場の今回のシリーズ『日本統一 関東編』から、なんと新たに刑事たちも参戦! 侠和会のトップ・氷室を演じる本宮泰風さんと、捜査一課の刑事を演じる青柳翔さんを直撃しました。

満を持しての地上波は、仁侠と警察が巨悪に共闘する!

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――青柳さんは初参戦ですが、作品はご存じでしたか?

青柳翔:もちろん。いわゆるヤクザものですが、割とラフに見られる作風が魅力だなと思っていました。

――本宮さんは脚本も書かれていますが、どういう経緯で今回刑事が登場することになったのでしょう?

本宮泰風:キー局の地上波放送ということで、今までの〈主人公は極道〉という設定を少し変えようと思ったんです。それで、警察を立てて、警察側もバディにすることに。実は最初は、警察側も、一人は僕らと同じおじさん世代、一人は若い刑事にしようと思っていたんですが、青柳くんと藤原樹くんが演じてくれることになり。青柳くんは当初僕が考えていたより若かったのでどうかな? と思ったんですが、会ってみると、まあこんな感じだったので。

青柳:こんな感じって(笑)。

本宮:年齢は若いけど、あの、うん、重厚感がある感じ(笑)。

青柳:重厚感…ハイ(笑)。

――青柳さんは、出演が決まったときはどう思いました?

青柳:てっきり、一門に入れるものだと思っていました。

本宮:入りたかったの?

青柳:もちろんですよ!

本宮:残念だったね(笑)。

――内容はゴリゴリの仁侠もので、怖い人たちが出てきますが、現場はどうでした?

青柳:とても居心地がよくて、穏やかな現場でした。休憩時間にしょうもない話をするのが楽しかったです。

本宮:青柳くんは、僕らがちょっかいを出すとちゃんとくらいついてくるからおもしろいんです。

青柳:あの本宮さん、僕の私服のポケットに、ガムシロップのポーションを6つくらい勝手に入れた犯人の捜査、まだ継続してますからね。今日こそはっきりさせようと思って、物証持ってきました。

本宮:それさぁ、指紋採取キット買って指紋とればよかったのに。

青柳:…でももうだめです、ベタベタ触っちゃったから。

本宮:ね、いじりがいありますよね、この性格(笑)。今回は、青柳くんや藤原くんなどキラキラした若い俳優さんたちが登場するので、やっと20~30代の若い女性たちに楽しんでもらえるものが作れたと思っています。僕らおじさんはそこに乗っかっていく感じですので、よろしくお願いします。

青柳:藤原はまだしも、僕はキラキラ世代じゃないですよ…。さっき藤原と一緒に撮影したんですけど、僕、親戚のおじさんみたいでしたよ…。

本宮:え?! そうなんだ。まあわからなくはないけど…。

青柳:(笑)。こんな感じですが、シリーズを見続けている方も、初めての方ももちろん楽しめますので、よろしくお願いします。

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『日本統一 関東編』 シリーズ累計60作を超える大ヒット任侠シリーズが遂にキー局地上波連続ドラマに! 日本極道界の頂点を目指す侠和会の氷室蓮司(本宮泰風)と田村悠人(山口祥行)のコンビが、とある事件をきっかけに、正義感溢れる2人の刑事、島拓也(青柳翔)と早見亮太(藤原樹)と対峙する。毎週木曜24時59分より日本テレビ系にて放送中。©「日本統一 関東編」製作委員会

もとみや・やすかぜ(写真右) 1972年生まれ、東京都出身。俳優。ドラマ、映画に加え、Vシネマでも活躍。〈ネオVシネ四天王〉の異名も持つ。総合格闘技チーム「本宮塾」塾長でもあり、RIZINではセコンドを務めることも。

あおやぎ・しょう(写真左) 1985年生まれ、北海道出身。俳優。Leminoオリジナルドラマ『さらば、銃よ 警視庁特別銃装班』に出演中。出演映画の公開待機作に『セフレの品格 初恋・決意』の2作品がある。

※『anan』2023年4月26日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・荒川小百合 ヘア&メイク・坂口佳那恵

(by anan編集部)