食物繊維の宝庫“寒天”で腸デトックス! 夏向き簡単レシピ3つ

2022.7.29
食物繊維の宝庫である“寒天”を使ったレシピで腸デトックスを! 寒天の多彩な口当たりも楽しみながら無理なく続けられる、夏向きデトックスレシピを提案してくれたのは、料理家の田村つぼみさんです。

氷で冷やしたとろとろの寒天だし汁をよく絡めて。

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キムチとトマトの冷麺風そうめん

【材料/2人分】
粉寒天…2g、白だし…大さじ2、氷…200g、キムチ…150g、きゅうり…1/3本、茹で卵…1個、トマト…1/2個、そうめん…2束、白炒りごま…適量

【作り方】
1、鍋に水300mlと白だし、粉寒天を入れ、中火にかけて混ぜる。沸騰したら中弱火で2分ほど煮る。火を止めて氷を入れ、冷やす。
2、きゅうりは千切りに、トマトはくし形に切る。茹で卵は縦半分に切る。そうめんを茹でて冷水にとり、水気をしっかりと切る。
3、冷えてとろみがついた1のスープを溶け残った氷ごと器に入れ、2のそうめんを盛る。キムチときゅうり、トマト、茹で卵を添えて、ごまをふる。麺とスープを絡ませながらいただく。

鶏肉の茹で汁のうまみを寒天でぎゅっと閉じ込めて。

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チキンのジュレサラダ

【材料/2人分】
鶏ささみ…2本、粉寒天…1g、梅干し…1個、ミニトマト…3個、大葉…3枚、紫玉ねぎ(粗みじん切り)…1/5個、しょうゆ、酢…各大さじ1、砂糖…大さじ1/2、ごま油…大さじ1、レタス…適量

【作り方】
1、鍋に湯を200ml沸かし、筋を除いたささみを加えて弱火で1分ほど煮る。火を止めて蓋をし、そのまま約3分置いて火を通す。粗熱が取れたらささみを取り出して裂く。茹で汁は取っておく。
2、1の茹で汁に粉寒天を加え、混ぜながら中火にかける。ひと煮立ちしたら火を弱め、さらに混ぜながら2分ほど煮る。
3、しょうゆと酢、砂糖、種を除いて叩いた梅干しを2に入れてよく混ぜ合わせ、ボウルなどに移して冷ます。固まったらフォークで細かく崩し、ごま油を加えて混ぜる。
4、器にちぎったレタスと大葉、1のささみ、食べやすく切ったミニトマト、紫玉ねぎを盛り付けて、3をかける。

もやしの食感とも好相性。 卵の黄身を絡めてどうぞ。

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台湾風 寒天とひき肉のサラダ菜包み

【材料/2人分】
糸寒天…5g、もやし…100g、A[豚ひき肉…100g、しょうゆ…小さじ1、豆板醤…少々、甜麺醤…大さじ1強、砂糖…小さじ1/2]、にら…2本、卵黄…1個分、サラダ菜…適量、花椒(粗挽き)…適宜

【作り方】
1、糸寒天ははさみで3cm幅に切る。もやしとともにボウルに入れ、熱湯をたっぷりと注いで10分ほど置く。
2、耐熱容器にAを入れてよく混ぜ合わせ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(500W)で3分加熱して火を通す。5mm幅に切ったにらを加えてさっと混ぜる。
3、1の水気をしっかり切って器に盛り、2をのせる。卵黄をのせ、好みで花椒をふる。
4、サラダ菜を添え、軽く混ぜて包みながらいただく。

田村つぼみさん 料理家、栄養士。広告や雑誌でメニュー開発を幅広く手がける。著書に『最速3分! レンチンで楽々! コンテナパスタ』(東京書店)ほか。

※『anan』2022年8月3日号より。写真・津留崎徹花 料理作製、スタイリング・田村つぼみ 取材、文・新田草子

(by anan編集部)