岡崎体育「僕のボディは完全に54歳」 意外な疲労回復方法とは?

2022.3.5
岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「疲労」です。
Entame

ミュージシャンも30歳を過ぎると疲れが取れにくくなります。どうすれば疲れって取れるんでしょう? とりあえず寝るしかないと、毎日早く寝ています(最近はドラマの撮影が続き肉体を酷使しているので、寝つきはめちゃくちゃいいです)。でも、寝たら寝たで起きるとしんどい。30代になったばっかりで何を言っているんだと、みなさんおっしゃるかもしれませんが、僕は体年齢が54歳なんです。本当です。体組成計付きの体重計で毎日測っているのですが、それによると僕のボディは完全に54歳だそうです…。『DCU』で共演中の阿部寛さんと変わりません。いや、阿部さんは逆に体年齢がめちゃくちゃお若いと推測できます。若いに違いない。なので、このドラマの出演者の一番手はある意味、僕です。

実はいろいろ試してみています。整体に行ってみたりとか、タイ古式のマッサージに行ってみたりとか。でもそれもあまり効果を感じられなくて。試した中でいちばん癒されたのは、意外にも犬でした。犬と触れ合うというのがいちばん疲れが取れたんです。そのときだけは、体の疲れから解放された感じがしました。今の宣材写真や、アルバム『FIGHT CLUB』のジャケット写真も犬と一緒に撮影させてもらっていることからもわかる通り、僕は犬が大好きです。かわいいです。京都の実家でずっと犬を飼っていたこともあり、犬がずっとそばにいてくれたらええのになあと思います。そうしたらずっと疲れ知らずでいられそうです。

でも、体の疲れはやっぱりどうにかデトックスしたいところ。マッサージや鍼灸も効かなかったので、日々溜めないようにするしかないのかなと。そう思ってお風呂にはちゃんと入るようになりました。実家にいたころは、夏でも冬でもシャワーしかしてなかったんです。でも、東京で部屋を借りるようになってからはボタンひとつでお湯が張れるので、お風呂に入る習慣ができました。ちゃんとストレッチをして体をほぐしてからお風呂に入る。これだけでだいぶ違うとanan編集部のみなさんにも言われたので、実践してみたいと思います。でも、これだけぐったり疲れられるってことはそれだけ充実した仕事ができているということ。疲れられることの幸せをかみしめながら、ちゃんと柔軟したいと思います。

おかざきたいいく 岡崎体育ワンマンライブツアー「実写版 クッキングばぁば」が、3/4愛知公演を皮切りにスタート。昨年11月に横浜アリーナで行われたワンマンライブを収録した映像商品『めっちゃめちゃおもしろライブ』が発売中。

※『anan』2022年3月9日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈

(by anan編集部)