胸はどんなサイズでも自分らしく 形を活かせる「ご自愛ブラ」とは?

2021.9.25
自分が自分らしく、心地よくいられることを追求した「ご自愛ブラ(R)」。その魅力と、開発者の想いに迫ります。

クラウドファンディングで誕生。多様化が実現したご自愛ブラ(R)とは。

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自然なバストシルエットを楽しめるノンワイヤー。

“知的でかっこいい大人”をテーマに掲げ、体を締め付けないノンワイヤーブラを専門に扱うランジェリーブランド『Tiger Lily Tokyo』。今年3月に発表された新作「ご自愛ブラ(R)」は、“どんなサイズでも自分らしいバストメイクを実現する”というコンセプトが多くの支持を集め、クラウドファンディングでのプロジェクト発表後約1か月で、目標金額1300%を達成した。

魅力は何といっても、AA~Jカップに対応するサイズ展開。縦にたっぷりと幅をとったカップや、4段ホックなどオリジナルのパターン設計によって、生理の前後や、妊娠・授乳期間などバストの大きさが変わりやすい時期でも、そのまま使うことが可能に。日々、決して同じではない私たちの体と気持ちに、優しく、ぴったりと寄り添うアイテムとなっている。つけた瞬間、あまりのストレスのなさに驚くことはもちろん、“自分のバストはこのままでいいんだ”という安心感や、体へのポジティブな気持ちも生まれるはず。ぜひ、身につけてみて。

“What’s a ご自愛ブラ(R)”?

AA~Jカップまでをカバーした、胸の形を活かせるノンワイヤーブラ。優しいつけ心地ながら、ホールド力がしっかり。細いバックストラップや繊細なレースなど、デザイン性の高さも人気の秘密に。

“自分の体っていいな”と思ってもらえるブラです。

――Tiger Lily Tokyo 九冨里絵さん
ご自愛ブラ(R)の開発者である九冨里絵さんは、2017年、当時、海外ではすでに存在していたボディポジティブの概念をコンセプトに、インポートランジェリーのショップをオープンする。

「その後、“下着って自分のためにつけるものだよね”ということにもっと踏み込んだブラを作りたいという想いから、オリジナルのノンワイヤーブラを作り始めました。ご自愛ブラ(R)は、2年前に作ったオードリーというモデルに、購入してくださった方の意見を反映して誕生したもの。つけた時に違和感がない、好きなファッションとの相性がいいなど、自分らしくいられることを何より大切にしています。広いサイズ展開や体の変化に対応できることが特徴ですが、それは本来、普通であるべきことなんですよね。生理前で体重が増えたり、ストレスで痩せたりと、日々、体は変化するものですから。悩んだのはデザインと機能性のバランスです。たとえばストラップは、ホールド力を考えると太くなりやすいけれど、努力で細くしています。『ノンワイヤーを初めて使ったけど、こんなに形がきれいに出るんだ』『無理なくつけられる』など、うれしいリアクションもいただいています。身につけた時に“もっとこういう体にならなきゃダメだ!”ではなく、“自分の体っていいな”と思ってもらえるはずです」

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「ご自愛ブラ(R)」の中で一番小さなサイズであるS(60AA~B、65AA~A、70AAに対応)と、一番大きなL2(75D~G、80D~G)。ふたつを並べてみると、大きさの違いが一目瞭然。ベージュ(Sサイズ)、グレー(L2サイズ)各¥6,800(Tiger Lily Tokyo)https://www.tigerlilytokyo.co.jp/

※『anan』2021年9月29日号より。写真・中島慶子 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)