【恋活】毎日決まった時間にメッセージを! 相手との“距離を縮める”テク8つ

2021.8.20
“気張らずできる恋活”を恋愛のプロが伝授! ここでは、出会えた人との距離を縮めるテクニックをお届けします。

新たな出会いがあったら、相手をよく知ってから交際に発展させたい。今はメッセージや電話に加え、顔を見ながら話せるオンラインデートも距離を縮める重要なツールに。

「メッセージの返信速度や文字量は基本的に相手に合わせるのが無難。相手をよく知る前は文面の一言一句を気にしがちですが、重要なのは言葉ではなく自分へのトータルな対応。相手から連絡が来るか、会うために具体的な行動をしているかなどの事実を見て状況の判断を」(婚活コンサルタント・澤口珠子さん)

相手との熱量の差で空回りすることのないよう、複数の候補と同時進行して冷静さをキープするのもアリ。

「コロナ禍で恋活の進め方もかなり変化しましたが、家で一緒に過ごす時間が増えて愛を育みやすい期間でもあります。波長が合えば、急展開の可能性も!?」(恋愛アドバイザー・田中絵音さん)

テンポ感に迷った時は、プロのフローを参考に!

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出会ってからデートまで、どの程度のスピード感が理想? 「急に盛り上がると冷めるのも早いため、じっくり関係を温めることが大切。毎日または隔日の決まった時間にメッセージを送り、相手の生活に習慣化させて。やり取りが盛り上がり、ラリーが始まったら電話を。こうしてメッセージ&電話を重ね、1か月以内にオンラインか対面でデートできるとベスト。気持ちも高まっているので、交際に発展しやすいと思います」(澤口さん)

連絡が相手から来たら、喜びを「言葉で」「大げさに」伝える!

距離感が微妙な間は、質問を送らないとやり取りが止まることも。「相手がメッセージを業務連絡ツールと捉える人だった場合、交流するつもりで連絡すると温度差が生まれます。そんな時に有効なのが、相手から連絡が来たら“連絡ありがとう”と毎回伝えること。大げさなくらい喜ぶと、相手ももっと送ろうと思うはず」(田中さん)。業務連絡以外の連絡が来たら、脈アリのサイン!

初めてのテレビ電話は、平日の夕食後に。

初回のオンラインデートは、会話が弾むことが大切に。「素が見えやすいので、お酒を飲みながらがベスト。1時間以内に切り上げ、相手にまた話したいと思わせて」(澤口さん)。「オススメは翌日も仕事がある日の夕食後。一日を振り返って話すことで自然に近づけますし、“仕事があるから寝るね”と言えば終了もスマート」(田中さん)

◎2回目以降は…
連続ドラマを一緒に見ると絆が深まる。
さらに距離を縮めるには、何かを共有するオンラインデートが◎。「ぜひ試してほしいのが、連ドラを一緒に見ること。毎週の恒例にすることでカップル感が増すうえ、楽しい時間を共に過ごした連帯感で絆も芽生えます」(田中さん)

一日中オンラインで、まったりデート&生活スタイルチェック。
だいぶ仲が深まってきたと感じたら、休日などに一日中オンラインで繋げておくデートスタイルに挑戦を。「生活を共有している感覚が得られるので、親密度が一気にアップ。お互いの暮らし方や生活リズムもわかります」(田中さん)

“恋活ノート”に名前&時間軸メモで混乱を防げる。

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恋活中は複数の相手とやり取りを続けることが多く、情報が入り乱れがち。「やり取りを始めた時期やデートの回数など、お相手ごとにメモっておくとよいでしょう。定期的にそのノートを見直すことで記憶が曖昧になるのを防げますし、“この人とは意外と長く続いているな”と自分の恋活状況を客観的に整理できます」(田中さん)

“相手から告白してもらう”ことが今も重要!

恋活のあり方が変化した現在も変わらないのが、告白の重要性。「私の生徒さんで交際に発展した方の8割は、4回目のデートまでに告白されています。多くの男性は自分で決断したことに価値を感じやすいので、仕向けるのは女性でも最終的な言葉は男性からが理想。告白を経ると、交際後の展開もスムーズに」(澤口さん)

“本命候補”は、告白されてから考えればOK。

同時進行でやり取りを進めている人にとって、本命を絞るタイミングは恋活の成否を握るカギ。「早めに絞ってしまうと相手への感情が重くなり、結果的に本命を逃す場合も。告白されてから考えるのでも決して遅くはありません。むしろ交際3か月以内に半数のカップルが別れるといわれているので、告白後3か月は様子見でいいかも」(澤口さん)

相手の熱量が低い時は、3か月アプローチをお休み。

メールの返信が遅い、連絡すれば会えるけれど相手からは誘われない…。そんな状況なら次に行くべき? 「相手のテンションが低い時は、ガッと押してガッと引くのが正解。デート中にわかりやすいアプローチをしてこちらの好意を見せた後、3か月放置。脈があれば、相手から誘いが来るはず」(澤口さん)。放置期間に、自分を磨いておこう。

「真実がわからないこと」を追究しない。

気になる相手については考えすぎてしまうもの。「“忙しいって本当かな”とか“他に本命がいるのかも”といった、自分では真実がわからないことは一切考える必要はありません。相手の気持ちに関してもそう。“私のことをどう思っているんだろう”と不安がるより、自分がどうしたいかを重視して行動することで、振り回される恋から解放されます」(澤口さん)

澤口珠子さん 婚活コンサルタント。1年以内に理想の自分で理想のパートナーを引き寄せるマインドを作るオンラインレッスンを運営、8年間で8000人以上の女性の婚活をサポート、幸せな成婚に導く。『はじめての「ネット婚活」』(幻冬舎)など、著書多数。

田中絵音さん 恋愛アドバイザー。恋愛心理に精通し、幅広いメディアで活躍。また、日本合コン協会会長としてイベントや商品のプロデュースを手がけている。『こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)』(双葉社)などの著書も人気。

※『anan』2021年8月25日号より。イラスト・小迎裕美子 取材、文・真島絵麻里

(by anan編集部)