戸田恵梨香、警察官“あるある”に驚愕!? 永野芽郁と『ハコヅメ』でW主演

2021.7.9
ワケありの元エース刑事と、ひよっこ警察官。突然ペアを組むことになった“凸凹交番女子”を通して描かれる、リアルなお巡りさんの日常とは…? 『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』でW主演を務めるのは、戸田恵梨香さんと永野芽郁さん。
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――お二人とも、警察官の制服がとてもお似合いです。

戸田恵梨香:ありがとうございます。自分のサイズに合わせて衣装部さんが作ってくださったので、とにかく着心地がいいんです。そして、思っていた以上におしゃれ。

永野芽郁:そうなんです。パンツも太めのシルエットが今ドキで。これは、撮影が終わったらいただきたい(笑)。

――今作は、警察官のリアルな日常を描いたドラマだそうですね。

戸田:はい。私は、とある理由で交番勤務になった元刑事の藤聖子を演じています。

永野:私は新人警察官の川合麻依を演じます。新人とはいえ、1話ですでに辞表を提出しようとするのですが…。

――実際に演じてみて、警察官の印象って変わりました?

戸田:すごく変わりました。世間的には“堅苦しい”とか“真面目”っていうイメージがあると思うんですけど、このドラマではギャグを言い合ったり、胸がほっこりするような場面もたくさん出てきます。なので、見ている方にはむしろ親近感を持っていただけるはず。

永野:「署で麺類を食べようとすると通報が入る」とか、警察官ならではの意外な“あるある”に驚きました。

戸田:私も、UFOの通報が入ったらまさか探しに行くとは思わなかったです(笑)。

――演じる役の魅力はどんなところですか? また、ご自身との共通点があれば教えてください。

戸田:藤は人間的に自立していて仕事に誇りも持っているし、頭のいい人だと思います。似ているのは…姉御肌なところ。おせっかいでもありますし、うるさいんですよ、私(笑)。

永野:川合の魅力は、自分に対して正直なところですね。「仕事を辞めたい」という意思もハッキリしているし、そういう計算高くないところが誰からも好かれるんだと思います。

――逆に、お互いの役を見ていて、「ここが似ている」と思うのは?

戸田:芽郁ちゃんはわからないことがあった時に、顔が一瞬フリーズするよね。あれ、川合と同じ(笑)。

永野:確かに! 頭の中でぶわーっと考えるんですけど、タイムラグがあるんですよね。

戸田:「あ、停止してるな~」って思うもん。

永野:戸田さんと藤先輩の共通点は、ハッキリしているところ。言いたいことをストレートに伝えてくださるので、一緒にいると信じられないくらい清々しい気持ちになります。

戸田:そういうタイプです(笑)。

永野:スパーンと返してくださるので「気持ちいい~!」ってなります。

戸田:かゆいところに手が届く、みたいな?

永野:はい、いつもありがとうございます(笑)

原作者は元交番勤務の警察官!

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ドラマの原作は『モーニング』(講談社)で連載中。警察官として10年の勤務歴のある作者が当時の経験を元に描いているため、現場の空気感が伝わる内容に。『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』泰三子著 講談社/既刊17巻 671~715円

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『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』 新人警察官として町山交番に配属された川合麻依(永野)は、ハードな交番勤務に身も心もボロボロ。そんな川合の前に、元エース刑事の藤聖子(戸田)が現れて…。ムロツヨシさんなど、豪華共演陣にも注目。毎週水曜22時~、日本テレビ系にて放送。

とだ・えりか(一枚目写真・左) 1988年8月17日生まれ。兵庫県出身。2006年に映画『デスノート』で映画初出演。翌年、ドラマ『LIAR GAME』(フジテレビ系)で主演を務める。ドラマや映画、CMなどで活躍。

ながの・めい(一枚目写真・右) 1999年9月24日生まれ。東京都出身。8月6日公開の山田洋次監督映画『キネマの神様』に出演。主演映画『そして、バトンは渡された』が10月29日に公開予定。

※『anan』2021年7月14日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・齋藤ますみ ヘア&メイク・齋藤美穂(戸田さん) 増澤拓也(永野さん) インタビュー、文・瀬尾麻美

(by anan編集部)