横澤夏子 「このご時世ならでは」の“いい女”は消毒液を…?

2021.1.30
出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の健康にまで気を配れる女性、「アルコール消毒液をくれる女」になりきり。

消毒をしてもらうと励まされた気持ちに…!

yokosawa natsuko

今回は、このご時世ならではのいい女です。コロナの感染予防対策が当たり前になりましたが、自分だけでなく、人の対策にまで気を配れる人って素敵だなと思ったんです。お店に入る前や何かを食べる時に、「いる?」と手指の消毒用アルコールを分け与えてくれたり、スプレータイプで一緒にシュッシュとしてくれたり。「消毒しなきゃだめだよ」と強く伝えるとやりすぎ感もあるけれど、そうではなく、軽い感じで言ってくれるところもちょうどいいなと思うんです。なかには、カバンに除菌アイテムを下げている人もいて、消毒をしてくれると「お大事にね」と励まされたような、魔除けをしてもらったような気持ちになれることも。そういう人は、テレビ番組のADさんにも多く、出演する身としては、“ちゃんと対策をしてくれているんだな”と、安心して収録に取り組めるのでありがたいです。あと、最近嬉しかったのは、「これ、肌が荒れにくいやつだよ」と気を使ってくれたことでした。ほかにも、香りのいいものを選んでいたりと、新しい除菌アイテムを手に入れて活用している人もいて、そこにアンテナを張っている意識の高さに感心してしまいます! そんなタイプの方は、消毒液だけじゃなく、除菌ガジェットを駆使していそうですよね。

どういうアイテムを使うのがいいかということを知るために、まずは最新除菌アイテムの口コミを調べてみるのはどうでしょうか。「あそこにお参りに行ったら彼氏ができたらしいよ」という神社の口コミみたいに、いい情報を得られるはずです。あとは消毒液だけじゃなく、マスクを余分に持ち歩いていると、忘れて困っている人に渡すことができます。みんなで協力し合う気持ちで、対策をしていきたいですよね!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。

※『anan』2021年2月3日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)