鞘師里保「黒って女性の魅力を深めてくれる」 王道アイテムでヘルシーな色気を

2020.11.21
スカート、デニムといった大定番のアイテムを色っぽく魅せるヒントを、スタイリストのSHOCOさんが教えてくれました。大人の品格ある着こなしを体現してくれたのは、アーティスト、女優として活躍する鞘師里保さん。抜群の表現力と透明感に目が奪われます。

床すれすれで奔放に揺れる“マキシ丈スカート”に視線が集まる。

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わかりやすい肌見せやボディラインの強調は、今の時代にそぐわない。足首まですっぽり隠れるマキシ丈のスカートの、封じることであえて浮き彫りになる高度な色気を表現したい。

「大人の色気には余韻が必要。ハリ感のある生地をたっぷりと、贅沢に使ったマキシ丈スカートなら、歩いたり、風をはらんだときにふわりと揺れて、それが目に映る瞬間ドキッとさせてくれるはず。そのシーンはいつまでも余韻となり、美人印象が続きます。トップスはヌケ感が欲しいので、深めのVネックを合わせて力の抜けた色気を」(SHOCOさん)

「過剰な女性っぽさじゃない、大人の余裕ある色気を感じました」(鞘師さん)

デニムは“ブラック”“透けトップス”で勝負服に格上げされる。

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王道アイテムのストレートデニム。カラーやトップスの選び方でヘルシーに色気を演出! ブラックデニムで、凛としたシャープな女に見せたい。

「ブラックデニムなら青のデニムよりカジュアル感がオフされて、いい女に見せてくれます。ロールアップして、華奢な足首をちら見せすれば、おしゃれ感と女らしさも両立。デニム自体はあまりの大定番ゆえに、トップス選びも重要。透け感のあるボウタイブラウスで、素肌の秘めた深みを感じさせることで、デニムにも奥行きのある色気が」(SHOCOさん)

「かなり好みのテイスト。黒って女性の魅力を深めてくれる色なんだなと実感しました。等身大の自分らしい、リラックスした雰囲気が出せました」(鞘師さん)

SHOCOさん スタイリスト。女性ファッション誌やカタログ、人気アーティストへのスタイリングで活躍中。トレンドを押さえたリアルなスタイリングに定評がある。

鞘師里保さん さやし・りほ 1998年生まれ。アーティスト、女優。『ドラマ24 あのコの夢を見たんです。』(テレビ東京系)の12月4日放送回にヒロイン役で出演。

(1枚目写真)ニットベスト¥9,000(ハッシュニュアンス/オンワード樫山 TEL:03・5476・5811) スカート¥34,000(ヘリテノーム/ガリャルダガランテ 表参道店 TEL:03・5766・1855) 左手リングカフ¥20,000 リング、右人差し指¥68,000 右中指¥12,000 チェーンピアス¥10,000(以上ete TEL:0120・10・6616) イヤーカフ、右¥15,000 左¥19,000 バングル¥20,000(以上ココシュニック TEL:03・5413・5140) シューズ¥25,000(ダイアナ/ダイアナ銀座本店 TEL:03・3573・4005)

(2枚目写真)ブラウス¥25,000(ランバン オン ブルー/レリアン TEL:03・5491・8862) デニム¥13,000(アクアガール/アクアガール 渋谷 TEL:03・5459・0131) イヤリング¥14,000(ete) シューズ¥12,500(ダイアナ/ダイアナ銀座本店) その他はスタイリスト私物

※『anan』2020年11月25日号より。写真・土山大輔(TRON) スタイリスト・SHOCO ヘア&メイク・秋鹿裕子(W) 取材、文・岡井美絹子

(by anan編集部)