ゆりやん「たまたま食べすぎて太っていただけ」 減量期間を振り返る

2020.10.17
テレビや雑誌で見るたびに、ハッとするほど美しくなっていくゆりやんレトリィバァさん。自粛期間中もひたすら筋トレにいそしんでいたようで、なんと、この2年で約36kgの減量に成功したそう。

お笑いという枠にとどまらず、挑戦し続けるためのトレーニング

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「自粛明けに、あまりにも痩せていたんで、SNSを中心に、『今後ネタどうすんねん?』とか、『太っているのがゆりやんの持ち味だったのに…』とか結構言われたんです。でもわたし的には、たまたま食べすぎて太っていただけで、太っているのを活かしてネタをやっていたわけではないんです。たしかに少し前までは“太っていても別にええやん! それが私やから”と思っていたけれど、それはある意味、開き直っていただけで…。もちろん、できひんようになったネタもあるけれど、逆に痩せたことでできるようになることも今後たくさんあるやろうから」

9月発売のananの美乳特集で、仕事のステージを変えるために痩せたとおっしゃっていましたが、それは芸人を辞めて、違う道に進むということ?

「いえ、あくまでも私は芸人です。芸人でありながら、それ以外のジャンルの仕事もしてみたくなったんです。ずっと同じステージにいるより、やりたいことがたくさんあるから、そこに果敢に挑戦して芸を磨いていきたいという思いが強く芽生えたんです。そう思わせてくれたのは、パーソナルトレーナーの岡部友さんとの出会いがきっかけでした。今までも何度か痩せようと思ったことはあったけれど、それは好きな人に振り向いてもらうためで、結局リバウンドばかりしていた。でも、岡部さんに出会って意識が変わったんです」

どのように変わったんですか?

「自分磨きをして、ヘルシーでスポーティな女性の方が、強くてかっこいいやんって! 食事制限も筋トレもめちゃくちゃしんどい時もあったけど、岡部さんに寄り添ってもらって、目標を達成していくうちにどんどん楽しくなってきて、活力が湧いてきたんです。今後の人生を長い目で見た時に、今までのようにただ毎日を何となく過ごしているより、しっかり自己管理して健康体でいる方が、前向きに生きていることに対する説得力が生まれてくるから、絶対こっちの方がええなって思えたんです。これからも頑張ります」

自分のフィールドを広げるために、ストイックに努力し続けるゆりやんさん。その行動力こそがポジティブマインドを生む秘訣!

ゆりやんレトリィバァ 1990年生まれ、奈良県出身。2013年にデビュー。YouTubeチャンネル「ゆりやんレトリィバァのシンプルライフ」が話題。

※『anan』2020年10月21日号より。取材、文・鈴木恵美

(by anan編集部)