“BTS愛”が膨らみすぎ! 岡崎体育がメンバーと対面した時の心境を語る

2020.7.25
岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「BTSが好き」です。
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ここ半年くらいさらにどっぷりBTSの魅力にハマっています。最初は、YouTubeでMVを観る程度だったのですが、この4月にリリースされた大阪・ヤンマースタジアム長居公演のブルーレイも購入しまして。以前は、まだメンバー全員の顔と名前が一致しない…くらいの感じだったのですが、今や全員の個性までしっかり把握しています。BTSは、ラップやダンスがうまいメンバーもいれば、歌がうまい、芝居ができる、曲が作れるなどそれぞれの個性がめちゃくちゃしっかりある。それが素晴らしいです。まるで少年漫画です。「こいつにはこんな特殊能力があるんや!」と、登場人物それぞれのキャラクターにワクワクするように、メンバーの個人個人の魅力を堪能することができます。

とくに僕が大好きなメンバーは、J-HOPE。彼はBTSのダンス番長。ダンス初心者の僕から見ても、そのすごさがよくわかります。筋肉のしなやかさ、ずば抜けた表現力に見惚れます。また、もうひとつ魅力なのは彼の人柄の良さ。すごくキャッチーな方でファンに対するサービス精神もすごい。個性がそれぞれ異なるBTS。メンバーの中にはクールな方もいるわけです。そんな中で、彼はムードメイカー的な役割でグループ内のバランスを見事にとっています。

実は、BTSのメンバーには以前、Mステスーパーライブでお会いしています。そのとき、僕は口パクで水を飲むというパフォーマンスをしたのですが、終わった後、彼らから「(歌っている途中なのに)水を飲んだ!」「すごく面白かった!」と褒めていただいた。もう、彼らは覚えてないと思いますが、あらためてうれしかったですね。彼らのライブ映像を観ていて勉強になるなと思うのは、ステージに立つ者としての矜持。僕は、観客のみなさんに「きゃー!」と歓声をあげていただくと、「俺なんかにええて」「そんなん言わんでええよ」と、つい照れてしまう。でも、彼らはそういう中途半端な感情は一切持っていない。動きひとつ、目線ひとつが完璧で、本気でファンの方々を楽しませよう、愛そうとしている。そこに一番、痺れています。僕も見習って、次ライブをやるときには、照れずにめちゃくちゃファンの方々を愛そうと思います。

おかざきたいいく スマホに振り切った演出が話題の『よなよなラボ』(NHK総合 毎月1回土曜24:05~)が好評放送中。8/10(月)21:00~、BSテレ東特番『社歌で日本を元気に!シャカリズム』に出演。

※『anan』2020年7月29日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・村田真弓 文・梅原加奈

(by anan編集部)