岡崎体育「BTSが好き」 「もし自分がプロデュースするなら…」と妄想

2020.7.14
岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「グループの人数」です。
Okazaki

BTSが好きです。ハマっていて動画配信サイトなどで彼らの韓国のバラエティ番組を見たり、ツアーのDVDを買って見たりしています。それを見ながら、もし自分がアイドルやダンスユニットなどをプロデュースするとしたら、何人組がいいのだろうかと無駄に考えています(とくに今現在プロデュースをする予定はありません)。

まず、20人を超えるような大人数グループは無理。ひとりひとりを丁寧に見たいので、少人数がいい。そして、やっぱり偶数がいいのかな? と思います。BTSは7人です。奇数だと、ステージのフォーメーションを考えるときにセンターに1人おいて左右対称に広がる形が美しいのですが、それ以外のときには、割り切れるほうがいいことが多いように感じます。アイドルなどチーム制のグループが売れるためには、僕はレギュラーのバラエティ番組が必須だと考えています。そこで音楽やダンスだけではない、個々それぞれの魅力や面白さを知ってもらうことが大事だと思うんです。そうなると、例えばジェスチャーゲームしますよーとなったときに、8人グループで4対4とか、パッキリ分けられる人数がいい。握手会とかでもそうです。2人ずつとか3人ずつとか、きれいに分けられるほうが、ファンの方々から見ても不平等感がなくていいですよね。

あれ? となると、3・3・3で分けることができる9人でもいいことになりますね。うーん、少し考え方が間違っていたかもしれません。……均等に割ることができる数字、つまり素数以外の数字がいいですね。6とか8とか9とか10人、それ以上なら15人くらいまでならいけそうです。って、別にプロデュースしてくれとは誰にも言われていませんが……。 

ついでに言うと、アイドルとして考えたときに僕はグループにセンターは必要ないけれどリーダーは必要かなと思っています。グループをひとつにまとめてくれる責任感のあるリーダーは、苦労も多いだろうし、憎まれ役になることもあるかもしれない。でも、グループを応援する方々から見たら、“彼・彼女がいたからこのグループは大きくなれた”と、ひとつの物語の柱になってくれる。そういう存在がいることで、応援したいという気持ちって強くなると思うんです。って、僕BTSのグループ論に影響受けすぎですか?

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※『anan』2020年7月15日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・村田真弓 文・梅原加奈

(by anan編集部)