まずはふくらはぎ! 脚・お尻を揉んで引き締める3つのコツ

2020.6.21
美脚・美尻作りの要ともいえるのが、ふくらはぎ。外側・内側と向こうずね、ふくらはぎ全体と、まんべんなく揉み込もう。「硬いところを見つけたら3秒ほどかけてじっくり揉みほぐします。かかとにあるお尻の反射区も、足首を回して刺激しましょう」。ツボや反射区などを組み合わせた独自のメソッド「足健道(そくけんどう)」を考案した、田辺智美さんに話を聞きました。
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ここが肝心! ふくらはぎを徹底的に揉み倒す。

1.すねの外側からスタート。

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外くるぶしの横に両手の親指をあて、少しずつ位置をずらしながら、脚の外側にある骨のキワを膝に向かって押し揉んでいく。膝の横も丁寧に押す。2回繰り返したら、同じラインを親指の腹で2~3回押し流す。

2.内くるぶしから膝へとプッシュ。

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内くるぶしの横に両手の親指をあて、少しずつ位置をずらしながら、脚の内側にある骨のキワを膝に向かって押し揉んでいく。2回繰り返したら、同じラインを親指の腹で2~3回押し流す。

3.すねに溜まった老廃物を流す。

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足首の前面から、真ん中の骨の外側に沿って押し揉んでいく。意外と老廃物が溜まりやすい場所なので念入りに。2回繰り返したら、同じラインを親指の腹で2~3回押し流す。

4.ふくらはぎを肘でごりごり。

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あぐらをかいて片肘をふくらはぎの内側にあて、体重をかけて押しほぐす。端から端までまんべんなく、2往復行う。

5.ふくらはぎ全体をつかんでほぐす。

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アキレス腱の上から膝関節の下まで少しずつ場所をずらしながら、ふくらはぎを片手でつかむようにして揉みほぐしていく。2回ほど繰り返す。

6.足首をぐるぐる回す。

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床に脚を伸ばして座り、外回りに5回、足首をゆっくりと回す。かかととふくらはぎが床から離れないように注意。内回しも同様に行う。

「揉んで引き締め、3つのコツ」もこちらにまとめておきます。

1.まずはふくらはぎを徹底的に。
血管が集まるふくらはぎは、第二の心臓と呼ばれる場所。ここをしっかり揉むことで全身の循環が良くなり、老廃物を運ぶ力がアップ。時間がないときはふくらはぎだけでも。

2.骨のキワを攻めるべし。
老廃物が集中しやすい骨のキワは、指先で探るようにしてしっかりと揉む。ぼこぼことした塊が指に触れるときは老廃物である可能性大なので、指先で押しつぶすように丁寧に。

3.基本はプッシュ&スライド。
揉み方は指や関節で同じ圧で押す(プッシュ)、ラインに沿って親指や関節を滑らせる(スライド)、の2種が基本。場所によっては両方行う。流すときはクリームを使って。

田辺智美さん 「足健道 さと足ツボ療術院」院長。ツボやリフレクソロジー、筋肉マッサージを融合させた「足健道」を考案し、2万人以上の不調を緩和。著書に『もむだけ美脚ダイエット』(産業編集センター)ほか。

※『anan』2020年6月24日号より。イラスト・サヲリブラウン 取材、文・新田草子

(by anan編集部)