90%以上が自然由来! 資生堂からサステナブルな新ブランド登場

2020.6.15
気になるコスメの開発秘話をお届けする「コスメラボ」。今回はBAUMの「ハイドロ エッセンスローション」「モイスチャライジング オイル」です。

持続可能な美しさを引き出すケアを提供。

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資生堂から、“樹木との共生”をテーマに掲げ、環境や自然素材に配慮したサステナブルな新ブランド『BAUM』がデビュー。

「環境の変化に調和しながら何百年も生き続ける、生命力の強い“樹木の力”に着目しました。日本人が古くから大切にしてきた“自然との共生”という思想に根差し、樹木の恵みを余すところなく受け取り、肌と心をみずみずしく満たし、生命力にあふれる美を育む。そして、その恵みを循環させ、未来へつなぐサステナブルな社会の実現を目指しています」(資生堂BAUMグローバルブランドマネージャー・西脇文美さん)

今回デビューする27品目45品種のアイテムは90%以上を自然由来の素材から製造しているそう。

「樹木の貯水・成長・環境防御の3つのはたらきに着目。樹木の葉や根などから採取したエキスを贅沢に使用し、健やかな肌をサポートします。スキンケアは、クレンジング、洗顔、そしてローション+モイスチャライザーのシンプルステップ。モイスチャライザーはオイル、エマルジョン、クリームの中からテクスチャーの好みでチョイス。自然由来の素材を追求しつつ、プレステージのビューティとして、テクスチャーや使用感にはとことんこだわりました。また、心身の調和をもたらすべく、樹木由来の天然香料・シダーウッドオイルをベースに調合したナチュラルな香りもポイントです」

レフィルを付け替えることで繰り返し使えるエシカルなパッケージも特長的。

「木製家具メーカーのカリモク家具とのコラボレーションにより、家具の製造工程で出た端材を再利用。良質なオーク(ナラ)はひとつひとつ木目や色みが異なり、温かみのある感触も楽しんでいただけます。オーク(ナラ)を中心に植樹し、“BAUMの森”を育てていく予定。ぜひご注目を!」

パラベン、シリコーン、合成着色料を使用せず、90%以上が自然由来の素材で製造。ハイドロ エッセンスローション 150ml¥6,500 モイスチャライジング オイル 60ml¥8,000*共に編集部調べ 初夏発売予定(資生堂 TEL:0120・81・4710)

※『anan』2020年6月17日号より。写真・田村昌裕(FREAKS) スタイリスト・荻野玲子 取材、文・松原 彩

(by anan編集部)