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便秘、ストレス、不眠…体の不調に応える「スパイス白湯」レシピ

2020.4.23
看護師で『カラダの不調を整えるスパイス白湯』の著者・市野さおりさんが白湯にスパイスを加えたレシピを教えてくれました。 「胃の不快感、便秘気味など、悩みに対応する各スパイスを、1日に飲む白湯の1回分に加えてみて。症状が改善されたら、プレーンな白湯だけに戻しましょう」 料理で使い切れなかったスパイスが消化を助けます。

スパイス白湯の作り方

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1)耐熱カップに各種スパイスを入れる。スパイスの量は2~3振り(1振り=小さじ1/8杯分)。ローリエは1枚。

2)しっかりと沸かした90℃以上のお湯をお好みの量(100~180ml)注ぐ。

3)スプーンでかき混ぜながら飲む。スパイスまで食べるのがポイント。

Attention
胃腸の弱い人は、ごく少量で試してみてから飲むこと。途中で体調の変化や違和感を覚えたら、すぐに中止を。

妊娠中や投薬中の人は摂ってはいけないスパイスもあるのでよく注意して。

便秘には…「クミン白湯」
カレー独特のエスニックな香りのクミン。香り成分のクミナールが、消化器官を刺激し、食欲を増進させたり、消化を促すとされ、古代エジプトでも胃腸薬として重宝されてきた。整腸作用によって便秘を改善する効果が期待できるほか、胃の不快感をやわらげて食欲を増進させるといわれている。ちなみにダイエット効果があるという報告も。

Point
クミンは刺激が強い香辛料なので、まずは50mlから飲み始め、様子をみること。飲むタイミングは、朝起きてすぐ、何も食べていない時がベスト。

胃の不快感、下痢、ガス腹には…「ブラックペッパー白湯」
食べすぎで胃が重たい。冷えて腸が動かず“ガス腹”で苦しい。お腹を下してしまった。そんな胃腸トラブルの万能薬といわれるのが、黒コショウ。辛味成分のピぺリンに、胃液の分泌を促す作用や消化力を高める効果があるといわれている。飲むとすぐにカラダがホカホカしてきて、その温かさが継続するので、夏の冷房病対策にもいい。

Point
皮に主成分が含まれているので、パウダーではなく、必ず粒の黒コショウを挽いて使うこと。お腹の緩さや冷えを感じたら、時間を問わず飲んでも大丈夫。

ストレス、不眠には…ローリエ白湯
日本では「月桂樹」とも呼ばれ、「ベイリーフ」という英語名も使われる。シネオールを主成分とする爽やかな香りが、頭をすっきりさせ、ストレスや不眠といった消化力を低下させる原因を解消。湯気をたっぷり吸い込み、すがすがしい香りを体内に取り込むようにして飲むとリラックスできるはず。利尿作用もあり、むくみ改善にも期待大。

Point
葉の周囲にハサミで切り込みを入れ、熱湯を注ぎ、ふたをして5分ほど蒸らすのがおいしく飲むコツ。生の葉はえぐみが強いので、乾燥したものを使う。

食欲不振には…七味白湯
江戸時代、漢方薬の調合を参考に作られた七味。ものによって内容は異なるが、共通で含まれる赤唐辛子には、唾液や胃液などの消化液の分泌を促進する作用がある。また、けしの実には食欲増進、山椒の辛味成分には内臓の働きを活性化する効果が。市野さんは、オリジナルでブレンドできるお店で、けしの実を多めにオーダーしているそう。

Point
辛味の強さがメーカーによって違うので、少しずつ足しながら好みの量を探ってみて。冷凍庫で保管すると、フレッシュな風味を長く楽しめる。

監修 市野さおりさん 「Confianza せき鍼灸院」主宰。看護師経験や、漢方、アロマ、ハーブなど幅広い知識を活かし、個々の悩みにアプローチする。著書に『カラダの不調を整えるスパイス白湯』(宝島社)などが。

※『anan』2020年4月29日号より。写真・田村昌裕(FREAKS) スタイリスト・洲脇佑美 構成・菅野知子 取材、文・小泉咲子

(by anan編集部)