このご時世だからこそドラマを見るべき? 横澤夏子の見解

2019.11.29
出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、会話のきっかけを作るのが上手な女性、「毎クール、ドラマの1話目は全部見る女」になりきり。

まんべんなく作品を見ると新しい世界が広がることも!

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新しい季節になると、一斉に新ドラマが始まります。きっと、そのどれもが、多くの人に“何かを伝えたい!”と思って生まれた作品だと思うんです。今のご時世だからこそ見るべきメッセージが込められているはずだし、実際、『わたし、定時で帰ります。』のように、勉強になる作品もたくさんある。“今シーズンは医者モノが多いけど、これは医者不足だからなのかな…”などと考えたりするのも面白いですよね。ドラマには、そういう魅力があると思うんです。でも、自分が気になるものだけを選ぶと、どうしても見る作品に偏りが出てしまいがち。だからこそ、すべての作品の1話目をチェックしている人は、面白い発見ができる機会が増えるだろうし、新しい扉を開きやすいからいいですよね。ちなみに私は、ドラマに影響されやすく、今クールの『G線上のあなたと私』を見て、“バイオリンをやってみたいな”と思ったし、過去には『私が恋愛できない理由』を見て、主演の香里奈さんが着ていたモッズコートを買ったこともありました。それに、いろいろな作品を見ることで、好みの指標もできますよね!

全ドラマの1話目を見るのは意外と労力がいるけど、まずは頑張って見てみましょう。たとえ見逃しても、あきらめないことが大事。あらすじをまとめたウェブサイトを探して読むと、意外とついていけます! または、気になる人が見ている作品だけでもチェックしてみては。“こういうのが好きなんですね”と、会話のきっかけになりそうです。それに、同じ作品を見ている場合はもちろん、たとえ相手が同じ作品を見ていなくても、あらすじを説明するだけで話は続くもの。会話を盛り上げるツールとしても、ドラマの1話目は活躍してくれそうです!

よこさわ・なつこ 芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。

※『anan』2019年12月4日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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