高橋一生、斎藤工が褒めまくった俳優は? 本人「ドキドキしちゃうな」

2019.5.14
男と女はわかり合えない!? 大人男子の“こじらせ恋愛”。ドラマ『東京独身男子』で、ハイスペックでありながら、自ら独身を貫く“AK男子”(=あえて結婚しない男子)を演じる高橋一生さん、斎藤工さん、滝藤賢一さん。お三方に「結婚」についてお話を聞きました。
2

――高橋さん、斎藤さんは独身ですが、結婚を意識する瞬間はありますか?

高橋:やっぱり、滝藤さんを見るたびに「家族っていいな」とは思います。お子さんのお迎えに行ったり、一緒に遊園地に行ったり、という話を聞くたびに滲み出る“いいお父さん”感がたまらないんです。

斎藤:素晴らしいお父さんだし、素晴らしい旦那さんですよね。僕は、まだ優先順位がどうしても“自分”になってしまうのですが、自分以上に優先するべき対象がいる人の底力みたいなものを感じます。理想的な夫像を近くで見させていただいているというか。

高橋:僕は“あえて結婚しない”とは言いません。ストレートにKD(結婚できない)男子です。僕には無理だなと思いました。

――そこまで言わなくても(笑)。

滝藤:それを言うなら、僕もKD男子かな。“子だくさん男子”の意味ですけど。

斎藤:さすが、4児の父! でも滝藤さん、少し前にテレビ朝日の入社式に3人でゲスト登壇させていただいた時も、「奥さんと改めて恋愛がしたい」と仰っていましたよね。それを聞いて、男性としてもやはり素敵な方だなと思いました。

高橋:ただその時、「“恋愛”がしたい」と言ってしまったから、会場が少しザワついて(笑)。

滝藤:何度も恋に落ちるみたいに、どんどん好きになっていきたい、という意味でね! そういう夫婦でいたいと僕がいつも思っていることは、ぜひ太字で書いておいてください(笑)。

――ちなみに、滝藤さんが結婚相手に求める条件とは何だったんでしょうか?

滝藤:僕は単純に、家庭に入ってくれる人がよかったんです。だって、耐えられないですよ。奥さんが外で自分以外の男としゃべっているのなんて。

高橋:かっこいい…。

斎藤:キュンときました。

滝藤:もちろん恋愛している時はそんなこと考えなくていいですけど。結婚したら、彼女は僕のものであって、僕自身も今は彼女のものです。

――結婚すると、自由度が下がったりしませんか?

滝藤:それはあると思います。ただ、独身でも結婚していても、犠牲になるものはいっぱいあるので、結局はないものねだりなんじゃないですかね。それよりも、“男と女は根本的に違う生き物だ”ということを理解しておくことのほうが大事だと思います。

斎藤:人間にとって、“本気で人を好きになる”ことって、僕はいちばん輝かしい瞬間だと思うんです。だから、僕のまわりの友人たちを見ていても、相手の条件とか、現実的なことにこだわって作戦を立てていた人ほど、まるで別次元に誘われるかのように結婚へと羽ばたいていくことが多いんです。それはこのドラマにも言えるのかなと、僕は思っていて。もちろん中には、粘りに粘って“作戦勝ち”みたいな人もいますけど(笑)。

高橋:僕は恋愛も結婚も相手を条件で考えたことはないですが、やっぱり滝藤さんみたいに言える相手ならそれは理想です。「僕のものだから、他人としゃべってもらいたくない!」って。本当にそうであってほしいなと思います。

滝藤:まさかこんなに褒められると思わなかったから、ドキドキしちゃうな(笑)

『東京独身男子』 メガバンクに勤務する主人公の石橋太郎(高橋さん)と、審美歯科クリニック院長の三好玲也(斎藤さん)、大手弁護士事務所のボス弁である岩倉和彦(滝藤さん)はある時、それぞれの身に起きた出来事から、“結婚”を強く意識するように。順風満帆な独身人生から一転、人生の岐路に立たされた“AK男子”たちを待ち受けていたのは…? 毎週土曜23:15~テレビ朝日系列で放送。

たかはし・いっせい 1980年12月9日生まれ。東京都出身。自身が歌う『東京独身男子』の主題歌「きみに会いたい-Dance with you-」が、6月5日にリリースされる。

さいとう・たくみ 1981年8月22日生まれ。東京都出身。主演映画『麻雀放浪記2020』が公開中。企画、プロデュースもした主演映画『MANRIKI』の公開が控える。

たきとう・けんいち 1976年11月2日生まれ。愛知県出身。数々の映画やドラマで活躍。2019年は出演映画『決算!忠臣蔵』『影踏み』などの公開が控える。

※『anan』2019年5月22日号より。写真・佐藤航嗣(UM) スタイリスト・本田博仁(HirohitoHondaスタイリングオフィス) ヘア&メイク・田中真維(MARVEE/高橋さん) 赤塚修二(メーキャップルーム/斎藤さん) 那須野 詞(Bellezza Studio/滝藤さん) インタビュー、文・瀬尾麻美

(by anan編集部)

エンタメ-記事をもっと読む-_バナー

旅好き女子が大注目!次の海外旅行をメルボルンにする5つの理由って?