手首に香水はNG!? 神崎恵の“最高の色気”を放つ香水のつけ方

2019.3.27
女性の色気について「色気のある人=美人、ではないと私は思っている」と語る美容家の神崎恵さん。「造形美と違って誰にでも身につけられる魅力ではある」とも話しています。 そんな神崎さんに色気あるカラダを育てる方法について教えていただきました。実践して女性らしさを印象づけるラインと質感。さらに上質な香りを纏って、誰もが触れたくなる艶めかしいカラダに。

女子らしい曲線美と柔らかさ。そして程よい骨感に色気が漂う。

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カラダで意識したいのは、男性とは対照的な女性らしい曲線美。バストとヒップは丸みがあって、ウエストや手首足首はキュッと引き締まっている。そしてそこに、思わず触れたくなるような柔らかな質感があれば完璧。それは単なるダイエットでは作れないし、30代を越えると女性ホルモンも少なくなっていくので、激しいトレーニングをすれば男の子のようなカラダになっていくだけ。パーツごとにしっかりと育てていくには、日々のマッサージが何よりも効果的。とくにウエストは、お風呂の中で代謝を上げ、彫刻を施すように絞り上げていく。これを繰り返すだけでもかなりほっそりする。

柔らかな肉感の中に、程よい骨感を感じさせることも色っぽいカラダの秘訣。といってもそれは、痩せるということではなく、鎖骨、肩先、肩甲骨、足の甲など、もともと浮き出ている骨をしっかり掘り起こすということ。意外と知られていないけれど、デコルテや腕はむくみやすく、鎖骨や肩先の骨が知らないうちに埋もれていく。だからこそ、毎日お風呂に浸かり、脚と同じように一日のむくみをしっかり取ってあげるだけで、今の3倍くらいは骨が浮き出るのだ。

骨とバストまわりの肉感が浮き立ったデコルテは、カラダの中でも1位2位を争うほど色気が漂うパーツ。そこにバームを塗れば、触れたらくっつきそうなほど粘っこい質感が生まれ、さらに色っぽさが増す。

色っぽい女でいるためには、香りも重要。ただし、“いい匂いをつけている女”ではなく、“いい匂いがする女”でいることを意識しなければならない。おすすめしたいのが、自分のカラダの匂いに溶け込んでしっかり香り立つフレグランスオイル。そこへさらに香水をレイヤードしたり、自分流にアレンジすることで、他の誰ともかぶらない唯一無二の香りを纏うことができる。また、フレグランスをつける場所も大事なポイント。手首や耳の後ろなど、服から出ている場所につけることほど色気のないことはない。つけるべきは、人目には見えないバスト下。動いた時にふわっと漏れる香りのリズムこそが、最高の色気を放つのだ。

色っぽいカラダを作るには、素敵なランジェリーを身に着けて女心を染み込ませていくのも一つの手段。見えないところまでしっかり女性らしさを持つという意識は、動きや表情まで艶っぽく変える。自分の気持ちを高揚させてくれるようなランジェリーを選ぶことで、内側から色気が漂うカラダを作ることができる。

彫刻を施すようにウエストをマッサージ。

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くびれのためにはマッサージが一番。彫刻を施すようなイメージで、ウエストから鼠径部に向かって斜め下に流す。

むくみがちなデコルテもクリームで掘り起こす。

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コクのあるクリームで集中的にマッサージ。さらにバームを塗ればオイルのツヤ感に加え、粘り気のある質感になる。

コスメデコルテ A QMW ネック リニュークリーム 50g¥8,000(コスメデコルテ TEL:0120・763・325)

香水はバスト下に。自分の香りとなじませる。

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香りはあえて隠し、動いた時にふわっと漂うくらいが色っぽい。とくに湿度と体温があるバスト下は香り立ちも格別。

予定に合わせてランジェリーを持参するのもアリ。

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服によってはヌーブラの日もある。でも、彼とお泊まりの時は、下着を着け替えて気分を高めることも必要。

かんざき・めぐみ 美容家。数多くの雑誌や広告等で活躍。書籍の累計発行部数122万部を突破。最新刊の『この世でいちばん美しいのはだれ?』(ダイヤモンド社)が4月4日発売。

ボディスーツ¥17,500(Mediam info@mediamconnect.com)ピアス¥22,000(simmon)

※『anan』2019年4月3日号より。写真・HAL KUZUYA(モデル) 大内香織(静物) スタイリスト・清水けい子(SIGNO) ヘア&メイク・内藤 歩(Elme) モデル・八木アリサ(ViVi) イラスト・naohiga 取材、文・菅野綾子

(by anan編集部)

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