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3.11東日本大震災を教訓に。専門家に聞く「地震発生時の命を守る行動」

まとめ構成・小田原みみ — 2019.3.11
東日本大震災から8年。「あの日」を忘れないために、改めて大地震への備えをしましょう。自宅でくつろいでいる時、街を歩いている時、地下鉄に乗っている時…もしも地震が起こったらどうしますか? 想像はしたことあるけど実際にどうするべきか知らない人が多いのではないでしょうか。防災の専門家の方のお話をまとめてみました。

いつ起こってもおかしくないと言われている大地震。その「いつか」の時、自分の命は自分で守らなければいけません。

地震が起こった場合に慌てず、どのような行動をとるべきかさまざまなケースを想定して専門家の方々に聞いてみました。

その前に、「備えておきたい防災グッズ」記事もぜひご参考に!
女子ならではの防災グッズは…?
https://ananweb.jp/news/221464/

寝ている時に地震が起こった場合

揺れたときは、布団をかぶってじっと待つ。

地震

揺れている間に起き出そうとすると、ベッドから転げ落ちたり落下物でケガをする恐れが。揺れがおさまるまでは、布団を頭からかぶって無事を祈るべし。

「揺れている間は、できることがほぼありません。物がぶつかる衝撃を少しでも軽減するために、布団をかぶります」(国崎さん)

おさまったら外へ出られるように準備を。

「床に散ったガラスなどを踏まないようスリッパを履き、外へ避難する動線を確保。停電で真っ暗なときは、スマホ画面の灯りを頼りに動くとよいでしょう。テレビやラジオで避難指示などが出ていれば、速やかに従って」(田中さん)。

すっぴんを気にする猶予はナシ。そのままGO!

田中美咲さん 「一般社団法人 防災ガール」代表理事。“防災をこれからのフェーズへ”をモットーに全国の仲間と活動。http://bosai-girl.com/

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。「危機管理教育研究所」代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。

※2017年2月作成。『anan』2017年2月8日号より。イラスト・深川 優 文・風間裕美子

就寝中に地震が起こった時の行動についてもっと読む

入浴中に地震が起こった場合

お風呂やトイレに入っているときに揺れたら、転ばないようにバスタブを掴む。

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「バスタブの中でも洗い場にいても、すぐ浴槽をつかんで体を安定させてください。トイレでは、タンクのフタが鈍器に変身。飛んでこないように、押さえます」(国崎さん)

ドアが歪むと、閉じ込められる恐れも。最中であっても乙女の恥じらいを捨て、ドアを開けて逃げ道を守ろう。

揺れがおさまったら、すぐに着替えて外へダッシュ。

お風呂の場合、揺れがおさまったら外へ出てすぐに着替える。浴槽のお湯は、断水に備えて残しておく。

「普段から、脱衣所に着替えを用意しておくこと。裸のままでは救助を求めるのも恥ずかしいし、寒い季節だと体が冷えて、低体温症になる恐れがあります」(国崎さん)

田中美咲さん 「一般社団法人 防災ガール」代表理事。“防災をこれからのフェーズへ”をモットーに全国の仲間と活動。http://bosai-girl.com/

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。「危機管理教育研究所」代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。

※2017年2月5日作成。『anan』2017年2月8日号より。イラスト・深川 優 文・風間裕美子

自宅にいて地震が起こった時の行動についてもっと読む

街中など外出先で地震が起こった場合

路上を歩いているときに揺れたら、塀や電柱のないところへ。

地震

カバンで頭を守りながら、電柱、看板、ガラスなどから離れる。住宅街では、ブロック塀が崩れてくるかも。

「車が走っていなければ、ひかれないよう手を振りながら車道中央へ逃げてもよいでしょう」(田中さん)

揺れがおさまったら、公園など、広い場所へ移動。

「人の流れに乗って駅などへ向かうと、帰宅困難に陥る可能性大。まずは広い公園などへ移動を」(田中さん)

スマホなどで情報を集め、帰宅困難な状況が発生しているなら、開いてるカフェで待つくらいの余裕を持って。

田中美咲さん 「一般社団法人 防災ガール」代表理事。“防災をこれからのフェーズへ”をモットーに全国の仲間と活動。http://bosai-girl.com/

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。「危機管理教育研究所」代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。

※2017年2月作成。『anan』2017年2月8日号より。イラスト・深川 優 文・風間裕美子

外出先で地震が起こった時の行動についてもっと読む

会社で仕事中に地震が起こった場合

エレベーターの中にいるときに揺れたら、すかさずフロアボタンを押す。

地震

停電して閉じ込められる恐れがあるので、全階のボタンをプッシュ。止まった階で、すかさず降りるべし。

「新しいエレベーターなら、地震で揺れると最寄り階に停止します。けれど万一閉じ込められた場合のことを想定し、バッグには必要最低限の備えを」(国崎さん)

揺れがおさまったら、その後は階段で。

「下の階へは階段を使います。たとえ動いていたとしても、いつ停電して止まるかわからないエレベーターは使わないこと」(国崎さん)

階段では余震に備え、手すりにつかまって。女子たるもの、社内でもヒールでキメたい気分だけど、可能ならフラットな靴に履き替えて社内移動を。

田中美咲さん 「一般社団法人 防災ガール」代表理事。“防災をこれからのフェーズへ”をモットーに全国の仲間と活動。http://bosai-girl.com/

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。「危機管理教育研究所」代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。

※2017年2月作成。『anan』2017年2月8日号より。イラスト・深川 優 文・風間裕美子

仕事中に地震が起こった時の行動についてもっと読む

乗り物に乗っている時に地震が起こった場合

地下街、地下鉄車内にいるときに揺れたら、壊れそうなものから離れる。

地震

「地下鉄に乗っているときは、窓から離れて手すりやつり革につかまって。地下街ではガラスから離れ、倒れてくるもののない通路の中央で待機します」(田中さん)

両手に買い物袋を持っていたとしても手放す勇気を。

揺れがおさまったら、出口付近でしばし待機。

地下で恐ろしいのは揺れではなく、水という説も。

「壊れた壁から地下水が漏れたり、津波で浸水する恐れも。いざとなったらすぐに地上に出るべく、出口の階段から地上の様子を見て、どちらか判断を」(国崎さん)

田中美咲さん 「一般社団法人 防災ガール」代表理事。“防災をこれからのフェーズへ”をモットーに全国の仲間と活動。http://bosai-girl.com/

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。「危機管理教育研究所」代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。

※2017年2月作成。『anan』2017年2月8日号より。イラスト・深川 優 文・風間裕美子

乗り物に乗車中に地震が起こった時の行動についてもっと読む

災害時の情報収集方法についてもう一度確認

防災

災害時、真っ先に知りたいのが家族や知人の安否。逆に、自分の無事を知らせたり、最新の災害情報を入手したいときも。

「電話もSNSも必ず使えると断言できないので、連絡手段は多く持っておくこと。そして、事前に使い慣れておきましょう。家族や友人と災害時の連絡方法を共有しておくことも大切。なかでも一番重要なのは、お互いの安否確認は避難が終わってからするということ。連絡中に二次被害に巻き込まれるケースもあるからです」(危機管理アドバイザー・国崎信江さん)

充電切れなどが原因で、スマホが使えない場合も考えて、

「家族や知人の電話番号や住所をまとめた紙など、アナログな対応が重宝することも。自宅から徒歩圏内の知り合いを作るのも手です」(小誌編集部・中島千恵)

防災上手たるもの、どんなときも“想定外に強い”状態で備えましょう。

以下のような、無事を知らせる、確認するサービスなども積極的に利用を! 被災したら、まず自分の安否を各サービスに登録して。体験利用もあるので、事前に使い慣れよう。

災害用伝言ダイヤル 「171」でおなじみのボイスメール。

NTTが運営し、被災後すぐにサービス開始。「171」にダイヤル後、安否を知りたい人の電話番号を入力すると、その人に関する伝言を録音・再生できる。登録は1件につき30秒で、登録可能な件数は災害規模によって変化する。

災害用伝言板web171 ネット回線を通じて、安否確認を発信。

インターネットの回線で安否情報を登録・確認するサービス。事前に家族などのメールアドレスを登録しておけば、災害時に伝言板に入力すると、登録者にその情報を一斉に通知してくれる。災害用伝言ダイヤルとも連携している。

各携帯キャリアの災害用伝言板(専用アプリ) アプリならすぐに起動でき、操作も安心。

各携帯キャリアにも、災害用伝言サービスがある。専用アプリも登場し、どんな場所で被災してもすぐに登録できる利点が。事前に安否を知らせたい相手のメールアドレスも登録できるため、一度に多くの人へ通知が可能に。

国崎信江さん 危機管理アドバイザー。「危機管理教育研究所」代表。女性の視点で防災・防犯対策を提唱。防災にまつわる著書も多数。

田中美咲さん 「一般社団法人 防災ガール」代表理事。“防災をこれからのフェーズへ”をモットーに全国の仲間と活動。http://bosai-girl.com/

中島千恵 小誌編集部。3.11の被災後、女性が本当に必要だったものを取材し、『anan特別編集 女性のための防災BOOK』を手掛ける。

※2017年2月作成。『anan』2017年2月8日号より。イラスト・徳丸ゆう 文・野村紀沙枝

災害時のSNSについてもっと読む

頭ではわかっていても、緊急事態時はどうすればよいのかパニックになりがち。
自分の命を自分で守るために、いざという時にどういう行動をとるべきか、どうやって情報を集めるか今一度確認しておきましょう。

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