「引き寄せの法則」山川夫妻がすすめる“幸せになる3つのアクション”

2018.10.14
『アウト・オン・ア・リム』『聖なる予言』など精神世界のベストセラーを翻訳し日本に紹介するかたわら、『引き寄せの極意』『受け入れの極意』などを執筆。30年以上にわたり、幸せになるためのメッセージを発信してきた山川紘矢さん、亜希子さんご夫妻。その集大成として見出した幸せになるための行動とは。
山川夫妻

「幸せになるには、何でも好きなことをすればいいんです。なかでも、歌って、踊って、笑って…。自分を楽しませ、自分のエネルギーを活性化してくれるこれらの行動を私たち夫婦は習慣にしていますが、それだけで心はいつも平和。体は健康。幸せな人生だと感じることができます」(紘矢さん)

とはいえ、お二人も、自分の本当の気持ちを大切にし、好きなように生きていいのだと気づくまでには、時間がかかったそう。

「そもそも日本人はマジメすぎて、最近まで、楽しむよりも“ねばならぬ”で生きている人が多かったように思います。そう考えると、いまの若者たちは義務と“快”とのバランスのとり方が上手だなと感心しますね。ボランティアなどを率先してやるのも、『人のためと言いつつ、実は自分が幸せになれる』と、無意識にわかっているからでしょうね」(亜希子さん)

人のために何かをすると自尊心が満たされ、自信や落ち着きに繋がる。人との壁が取り払われ、これまで以上に、人とうまくつき合えるようになる。だが、自分をおろそかにしてまで、世のため人のために尽くすのは本末転倒。自分を大切にすることが、周囲を巻き込んで幸せになるための大前提だ。

「幸せじゃない人は大抵、『自分が嫌い、自分を許せない』と、自分に対してとても厳しいですね。そういうタイプは他人にもきつく当たる。自分をもう少し褒めてあげれば、意識が変わって、人にも優しくなれますよ」(紘矢さん)

亜希子さんも「誰かのために」を、難しく考えなくていいと語る。

「例えば、いつも自分用に作っていたお弁当を、ついでに誰かのために作ってあげる。思わず相手が喜ぶ顔を想像しませんか? お裾分けしてあげたり、手紙を書いて送ったり小さなことでいい。人のためにしていることが、結局は自分の喜びでもあるとわかるはず」

夫妻が考える幸せになるためのアクション7つのうち、今回は3つをご紹介。

楽しむ

幸せになるためのルールはとてもシンプルだと、紘矢さんは言う。

「そのとき、その瞬間に、自分自身のたましいが『楽しい』『うれしい』と思うことをするだけです。その瞬間が続けば、自分は幸せで、周囲にも幸せな人ばかりが集まってきます」

意識すべきなのは、“いまここ”に集中する、プレゼンスな生き方だ。

「過去に囚われて生きたり、未来を憂えて生きたりしないこと。いまに生きる気持ちを大切にすれば、楽しむことが上手になります」(亜希子さん)

例えば、食事をするときは五感をフルに使って味わい、仕事をしているときや誰かとおしゃべりしているときなどは、楽しいその時間に没頭する。

「他人の評価に踊らされることも、自分を犠牲にしてまで何かをすることも、禁物です」(紘矢さん)

歌う

紘矢さん曰く、日本語は音の一つ一つに“言霊”が宿っているので、好きな歌を歌うだけで元気が出てくる。

「それ以上におすすめしたいのが、『あわの歌』です。歌詞に自分流の節や曲をつけて、思うままに歌ってみてください。パワーのある歌詞を音読するだけでも神様が喜ぶので、開運に繋がります」

「あわの歌」の言葉の並びなど歌詞を分解すると、日本語の成り立ちに関わっているという研究者もいるらしい。

「歌は、祝詞や、マントラのような祈りの言葉に通じます。神社など聖なる場所で歌うのもいいですね。“ありがとう”という言葉は強いエネルギーを持っているのですが、紹介する2つの歌はそれ以上の高い波動を発しています。唱えるだけでその場のエネルギーが整っていくのです」(亜希子さん)

踊る

山川夫妻

人前で踊るのは恥ずかしいと思っている人もいるかもしれないが、踊ることそのものが多幸感をもたらすことは、科学的にも証明されている。

「どんな文明においても神と祭り事は結びついています。特に踊りは神様への奉納の意味もあるので、古代から人々は踊っていました」(亜希子さん)

踊りというと、バレエや日舞など型があるものをイメージしがちだが、自由に体を動かして、リズムを取るだけでいい“自由ダンス”でも、十分に踊る楽しさは得られる。

「踊っているうちに頭でっかちな状態から解放され、無心になります。すると、自分が囚われていた思い込みが何だったのかなど、多くの気づきが生まれます。モヤモヤが取れれば心が開き、自由になれる。踊ることは、幸せになるための端的な方法です」(紘矢さん)

山川紘矢さん・山川亜希子さん これまで多くの心の本を翻訳、日本に紹介してきたスピリチュアル界のレジェンド。セミナー、ダンスの会、読書会などイベントも精力的に行う。詳細はwww2.gol.com/users/angel/

※『anan』2018年10月17日号より。イラスト・Margraph 取材、文・三浦天紗子

(by anan編集部)


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