「洋画は、国産に限る」? 友近×秋山竜次『国産洋画劇場』が気になる!

2018.9.22
広辞苑によると洋画とは、<欧米で製作され、日本に輸入された映画>のこと。で、この『国産洋画劇場』は、国産の、洋画。それってどういう意味?
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友近:小さい頃は父が洋画が好きで、一緒にテレビで見てましたね。吹き替えのセリフの真似をやったりして。

秋山:僕もテレビで見てました。当時の洋画って、わかりやすくエンターテインメント性が高くて、それがすごく好きでした。で、友近さんとはいろいろとご一緒してるんですが、映像作品は作ったことがなくて。

友近:それで今回、秋山さんと一緒に何か作りませんか? とお声がけをいただいたときに、私たちは揃って、「洋画を作りたい!」と。

――なるほど。でもお作りになるのは、日本で、ですよね?

秋山:はい。洋画なんですけれど、僕ら日本人ですし、輸入に頼りすぎるのも良くないなって思って。

友近:そう。そこは本当に意気投合したところ。だから今回の洋画は、国産で仕上げたいなって。

秋山:演者、撮影チーム、ロケ地など、すべて安心の国産です。

友近:やっぱり洋画は、国産に限ると思いますよ。

――…何がなんだかわからなくなってきたんですが、1作目は「六城(ろくき)」と伺っています。相撲界から追放された元力士の六城の、戦いと淡い恋の物語だそうですね。拝見しましたが、『ロッキー』という映画に非常に似ていた気が…。

友近:あぁ…。最近取材で言われるんですが、私はよくわかりません。

秋山:僕らはまったく観たことないですから、その映画。

――そうですか…。

秋山:物語のヒントって、日常にあるんですよ。今日は取材場所が屋形船ですが、今僕らは「船と氷山」っていう映画を撮っていて。

友近:最近異常気象だねって話をしたのがきっかけで、秋山さんが、「じゃあ船と氷山がぶつかったりする話とか、どう?」って。

秋山:友近さんは、「船っていろんな身分の人が乗っているから、ドラマが生まれそうよね」って。

――あぁ…、身分違いの恋が始まったり、とかですかね。

秋山:そう! 鋭いですねぇ。

友近:勘がいいですねぇ。私たちふたりとも船が大好きなので、それも一つのきっかけです。これは本当。

――それにしてもびっくりするほど息がぴったりなおふたりですね。

友近:これも本当の話なんですが(笑)、中学生くらいのとき『ウィロー』って映画のCMがテレビで流れてて、とにかくその「ウィロー」って言葉が言いたくて言いたくて、ことあるごとにつぶやいてたんです。家でも、学校でも。そしたら…。

秋山:俺も同じことやってたんですよ。「ウィロー」って言いまくってて。つまり、僕らは“ウィローって言ってる側の人間”。だから、なんか感性が合うのかもしれません(笑)。

友近:そうですね(笑)。

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『国産洋画劇場』 誰もが知っている洋画を彷彿とさせる“オリジナル国産洋画”を楽しめる。写真は元力士の物語「六城」。月額¥480(税込み)で楽しめる有料動画アプリ「大阪チャンネル」で、毎週金曜00:00より最新話を配信。

ともちか 1973年生まれ、愛媛県出身。お笑いタレント。数々のキャラコントで定評がある。来年2~3 月には、自身の分身である水谷千重子として、なんと明治座で座長公演が行われる。

あきやま・りゅうじ 1978年生まれ、福岡県出身。お笑いトリオ、ロバートのメンバー。クリエイターになりきってインタビューを受ける企画『クリエイターズ・ファイル』が大好評。

※『anan』2018年9月26日号より。写真・内山めぐみ

(by anan編集部)


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