ニャンと公務員! 首相官邸勤務の猫がいた件♪

2017.5.13
飼い主の皆さんが頑張って働いている最中、 猫だって実は、意外と労働しているのですよ。 ということで今回は仕事に関するニュースです。猫の、猫による、猫のためのニュースをお届けします!

さすが大英帝国! 猫が公務員として働いている模様。

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飼い主も憧れているであろう、公務員。なんと大英帝国では、そんな公務員としてネズミ捕獲の職務に就いている我々の仲間が、3匹もいるらしいニャ。まずはラリー。11代目の首相官邸勤務で、せっせとネズミ退治に勤しんでる…と思ったら、トラ猫の彼女に会いに行きサボっているとの噂も…。ニャ?! で、外務省に勤めるパーマストンは昨年4月から業務開始。ちなみにラリーとパーマストンは犬猿の仲(猫なのに?)。そして昨年6月財務省に雇用されたのが、黒猫のグラッドストーン。この3匹、SNSのアカウントを持っていて、なかなかの人気者。で、お給料は何で支給されるのかニャ…?

カナダで活躍する自宅警備猫の働きはセコム以上との噂。

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日本でも増えている“自宅警備員”。難しい問題だったりもするけれど、カナダの“自宅警備猫”はひと味違う! 郵便配達員のデブラさんが郵便物を持って家に近づくと、すかさずガラス窓に登場。デブラさんが「郵便ですよ~」とトントンなんてしようもんなら、ギャース!! と大騒ぎ。そりゃそうニャ。我々猫にとって飼い主様の家に近づく侵入者は敵!! その家を守ろうとするやる気、ハッキリいってセコムより凄まじい…。その様子をおもしろがって、デブラさんは撮影してYouTubeにアップしたりしているらしいけど、真面目に働く我が同胞の様子が世界配信されて、猫としては誇らしいニャ。

冷戦時代のアメリカ。CIAは36億円かけて猫をスパイ化しようとしたが…。

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我々猫は、隙間さえあればすぐ忍び込む、そんな性質の持ち主。その特性を見込んでニャのかは知らニャイけれど、一昔前の冷戦時代、アメリカのCIAは我々猫をスパイに仕立て、敵である旧ソ連の情報を探ろうとした模様。その名も、<アコースティック・キティ大作戦>。なんだか、スパイ映画のタイトルみたい!! その作戦、猫の中に小型マイクと電池、尻尾にはアンテナを仕込み、大使館に潜り込ませようとしたもの。その猫を生み出すために、なんと日本円にして約36億円を費やしたとかニャんとか…。が、その後スパイ猫は事故に遭ってしまい、計画は頓挫。ううーん、ニャンともいえない結末…。

元ノラ猫のオレオさん、老人ホームで受付業務に勤しむ

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野良でも、愛嬌とやる気があれば職が得られるという、ニート猫には勇気が出るお話。米オハイオ州で野良猫ライフを送っていたオレオは、ふと老人ホームに足を踏み入れたらなんだか居心地が良く、勝手に住み着き、さらに勝手に受付業を開始した、とのこと。受付カウンターに陣取ってちょこんと顔を出すオレオは、瞬く間にホームの人気者に。居住者や従業員、訪問者を癒やす仕事に今は夢中らしい。この施設、ペットを飼ってもよい決まりだったそうで、オレオの強運ぶりにはびっくり。お年寄りの話し相手以外に、写真撮影にも快く応じているオレオさん。かわいがられるのが仕事って、羨ましい労働環境だニャア~。

※『anan』2017年5月17日号より。イラスト・木村智美(Great International) 

(by anan編集部)


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