【K-POPの沼探検】5/20 KCON JAPAN × M COUNTDOWN レポート! #26

取材、文・尹 秀姫 — 2017.5.31
世界最大級のK-Cultureコンベンション型フェスティバル、KCON。日本で3回目を迎える今年は、昨年以上にどこもかしこも大盛況。そんなKCONの「M COUNTDOWN」ステージ2日目をレポートします!

【ペンになってもいいですか!?】vol. 26

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日韓の友情が実を結んだステージも

CLC

2日めのトップバッターは7人組ガールズグループのCLC。まずはサビが印象的なフックソング「トッケビ(鬼)」で会場を盛り上げると、MCでは「前回はコンベンションステージだけでしたけど、今日はメインステージですね!」とうれしそう。せっかくの日本のステージということで、日本オリジナル曲の「チャミスマ」で明るいCLCらしさあふれるステージを見せてくれました。

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Babylon

2組目に登場したのはHIPHOP界の新星、Babylon。日本のステージは初めてとのことでレッドカーペットでは若干緊張して見えたけれど、「ソウルフルなステージを見せたい」と宣言していただけあって1曲めの「Ocean Drive」を歌い終わって観客に「どうでしたか?」と反応を尋ねるほどの意気込みでした。続けて「君ってどんなに自分がかわいいか知らないだろう? という甘いメッセージが込められた曲です」と紹介して、「Crush On You」を熱唱。独自の世界をKCONでも遺憾なく展開していました。

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SF9

ここで、スペシャルステージとして昨日に引き続きSF9がサプライズ登場。INFINITEの「Be Mine 」、EXOの「Growl」、防弾少年団の「I NEED YOU 」をメドレーで完璧に踊ってみせ、会場を沸かせます。そして「次はハードじゃない(曲)、『Easy Love』です」(ダウォン)と曲紹介してから、4月にリリースしたばかりの新曲を披露。息の合った9人のダンスを見せてくれました。

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Lovelyz

続いては、KCONには3年連続出場となるLovelyzが登場。レッドカーペットではこの日の鑑賞ポイントを聞かれて「初めて公開する『Now, We』と『WoW!』を楽しみにしてほしいです」(Baby Soul)と語っていたように、この2曲で日本のファンを魅了してくれました。

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Tiger JK & Yoon Mirae

韓国ヒップホップ界の生きる伝説、Tiger JKとユン・ミレ夫妻がリズムに乗ってステージに登場。そしてセンターステージには日本ヒップホップ界の伝説、Zeebraが! 3人でひとしきり会場を沸かせた後、Zeebraは「マイブラザーTiger JK、そしてユン・ミレとヤバいライブができてマジで満足です!」というコメントを残して退場。2人きりになった後の「Get It In」では会場中を巻き込むコールを巻き起こし、センターステージから花道をせわしなく駆け抜けながらライブを盛り上げました。

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Heize

ヒップホップでひとしきり盛り上がった後には、韓国ヒップホップ界期待の女性シンガー、Heizeがステージに登場。レッドカーペットでは「KCONは以前出演した時の印象がとてもよくて、今年は2年連続出場だからか、よりいっそう楽しいです」と語っていましたが、今年はメロウなしっとりナンバー「Star」を歌い上げました。

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MONSTA X

続いて登場したのは、こちらも2年連続出場のMONSTA X。昨年と違い、今年は日本デビューをした後とあってメンバーの日本語もかなり上達していました。メンバー同士で「日本デビューおめでとう!」「ありがとう!」と言い合う様子を見て、ファンからも「おめでとう!」とあたたかい声援が。「福袋コーナー」では見事にダンスタイムを引き当て、全員でPPAPと恋ダンスを披露してくれましたが、途中でダンスがバラバラになっていたのはご愛嬌。最後はファンと日本語バージョンで歌うことを約束した「HERO」で自分たちのステージを締めくくりました。

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Apink

日本での活動もすでに3年目となり、日本語でのMCもすっかり当たり前になっているApinkですが、意外にもKCONは初めて。とはいえ、会場のいたるところからピンクのペンライトが光り、メンバーも「私達のペンライトがたくさん見えます」とうれしそう。男性ファンからも女性ファンからも熱い声援を送られていました。これから暑くなる季節にぴったり、という「Remember」ではウンジが観客席にマイクを向けて一緒に歌おうと促す姿が印象的でした。

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GOT7

続いてはGOT7がステージに登場。今年3月に発表した新曲「Never Ever」がスタートすると、客席からは本場韓国にも負けない大きなコールが自然に沸き起こっていました。ファンにとってのお楽しみ「福袋コーナー」では、なんとプロポーズを指示されたユギョムとベンベンとジャクソン。メンバーが客席から1名のファンを選び、その人に向けてプロポーズの言葉をかけるというものだったのですが、ジャクソンは自分のうちわを持っていたそのラッキーガールのためにステージを降り、バラの花一輪を捧げ、「愛してる!」。文句なしの優勝を決めました。ラストには5月24日にリリースされる日本4枚めのシングル「MY SWAGGER」も披露。日本ツアーの最中にKCONに参戦した彼ら、レッドカーペットでも「スーパーテンション!」(ジャクソン)と言っていたとおり、テンションの高いステージを見せてくれました。

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CNBLUE

この日のラストには日本武道館での2デイズを終え、日本ツアー真っ最中のCNBLUEが登場。曲が始まるや、一気にCNBLUEのカラーに会場を染め上げるライブ感はさすがロック・バンド! 会場中央に伸びた花道とセンターステージを一気に駆け抜けるヨンファの躍動感に、会場の視線が一気に集中していました。「昔、幕張メッセでオープニングアクトをやったことがあるんですけど、KCONの最後のステージになって本当に感無量です!」(ヨンファ)と、かつてLINKIN PARKのOAを務めた時を振り返りつつ、この日のトリを務めるうれしさを表現。最後にはキーボードを弾きつつ「Can’t Stop」を歌い上げ、KCONのラストを華やかに締めくくりました。

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(セットリスト)
CLC
トッケビ(鬼)
チャミスマ

Babylon
Ocean Drive
Crush On You

SF9
ダンスパフォーマンス
 Be Mine (INFINITE)/Growl (EXO)/I NEED YOU (防弾少年団)
Easy Love

Lovelyz
Now, We
WoW!

Tiger JK & Yoon Mirae
Jet Pack (English ver.) feat.Zeebra
Get It In

Heize
Star

MONSTA X
Beautiful
Stuck
HERO(Japanese ver.)

Apink
Only one
Remember
LUV

GOT7
Never Ever
Hard Carry
MY SWAGGER

CNBLUE
Between Us
YOU’RE SO FINE
Can’t Stop

©COURTESY OF CJ E&M

Information

http://kconjapan.com/

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