【太ってみえない?】♯9 BIGシルエットで着ぶくれない方法 スタイリストの体型カバーテクニック術
【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 9
旬のBIGシルエットの上手な着こなし方を教えます!
今季もトレンド確定なBIGシルエットこと、ゆったりしたトップス。みなさんも1枚は手に入れたのではありませんか?手に入れていなくても、興味を持って試着した経験はあるという方も多そうですね。ですが、試着のときに思っている以上に自分が大きく見えたり、太って見えるような感覚になりませんか?それは実はBIGシルエットのラインを活かせずに着ぶくれを起こしている可能性があります。
一歩間違えば太って見える! でも、上手く着こなせばスタイリッシュかつ旬に見えるコーデ、BIGシルエットトップスの上手な着こなし方を今回はご紹介いたします。
まずはNG例
まず、どうして着ぶくれを起こしてしまうのか原因を探りましょう。多くの場合は、大きめのトップスに対してボトムもゆったりしているものを合わせていることがあります。例えば、BIGシルエットにボトムはストレートのジーンズ、足元は寒いから足首が出ない靴やブーツなど…。メリハリがないことが原因で、全体的に大きく寸胴に見えてしまいます。
着こなしの際には必ずゆったりしたアイテム+細身のアイテムでメリハリをつけることを意識しましょう。
着こなしPOINT1
BIGシルエットのトップスをスタイリッシュに着るポイントは裾の仕込みにあり!そのままダラリと裾を全部出したり、逆に裾をボトムに全部インすると膨れて見えてしまいます。オススメはフロントインスタイルで、前身ごろ部分の裾はボトムにイン。サイド、後ろは裾を出すことで気になる骨盤とお尻周り部分だけカバーできます。
裾の出し入れで、コーデのメリハリ感を出すと良いですよ♡
着こなしPOINT2
苦手意識を持つ方が多いですが、ここはメリハリ感を出すためにパンツはスキニーを選びましょう。BIGシルエットはゆったり見せることで腕や首周りを華奢に見せるだけでなく、気になる骨盤や太ももを目立たなくさせる効果があります。なので、思い切ってスキニーパンツをチョイスして、可能であればアンクル(足首)丈で丈を短くすることで太ももの太さをカバーして見えます!
着こなしPOINT3
ゆるっとしたトップスはウエスト周りもカバーしてくれます。しかし、ウエストがカバーされることで、コーディネート全体に女性らしいメリハリがなくなってしまうので、寸胴に見えてしまうな…と思った場合はウエストにベルトをONしましょう。今期トレンドアイテムのサッシュベルトはお腹周り巻き付けるベルトで太い幅なので厚手のセーターの上からでも問題なく合わせられます。
メリハリ感を出すのがコツ
ゆったりしてカバーするのが魅力のBIGシルエットだけれど、一方でカバーされ過ぎて寸胴に見えます。その寸胴に見えることが結果として着ぶくれを起こしてしまうのですね。今回のように、ポイントを抑えてスタイルの中にメリハリ感をつくることで、着ぶくれを防止して美スタイルをつくることができますのでぜひ試してみて下さいね!