長すぎじゃね…? 女性200人の本音「GW10連休の過ごし方」

文・小田原みみ — 2019.4.26
平成から令和へ。改元に合わせて、史上初の10連休となる今年のGWですが、アラサー女子のみなさんはどのように思い、どのように過ごすのでしょうか。20~30代女子が集まるアンアン総研メンバー200人の本音をリサーチしました!

【アンアン総研リサーチ】

全員が10連休ではない

お休みが続くと嬉しいのかなと思いますが、ちらほら聞こえてくるのは「10連休、実は嬉しくない」という声。学生だったらこんな長い休暇があったら「ひゃっほーい!」と手放しで喜ぶのでしょうが、どういうことなのでしょうか?

Q.大型連休はすべてお休みですか?

はい 82%
いいえ 18%

かき入れ時であるサービス・観光業界、24時間365日休みなしの医療業界、そして改元に伴うシステム変更にかかわる業界……。当たり前ですが、10連休といえども、みながみなお休みだったら何も稼働しません。私は一応仕事はしますが、基本的には10連休はお休みの身。連休中働かれる方には頭が下がる思いでいっぱいです。

本来お休みってワクワクするものだけど…

今回のアンケートでは約80%の方が10連休すべてお休みとのことですが、「連休が嬉しくない」と感じる方が多い理由はなんでしょうか?

Q.大型連休はいろいろな意味で正直辛いと思いますか?

はい 49%
いいえ 51%

やはり! 半数近くの方が「辛い」と感じているようです。どのように辛いかというと……。

「365日稼働している職場なので、いつも通りシフトの仕事。世間の恩恵を受けられない」(24歳・会社員)
「どこも混んでいるから出かけたくないけど、家で10日もキツすぎる」(34歳・専門職)
「休みで仕事が進められないことで、月末・月初業務が溜まりに溜まって大変なことになる」(24歳・会社員)
「派遣なので出勤日が減り、収入も減る」(30歳・派遣社員)
「出かけてもどこも混んでると思うのであまり予定は入れていない。いつもはうれしいお休みも10日間も続くとつまらないし、憂鬱で時間の無駄遣いをしているような気がする」(32歳・派遣社員)

連休なのに休めなくて辛いという意見は実は少なく、圧倒的に多かったのはずっと休みだから辛いというご意見。

今までのGWって、新生活が始まり毎日せわしなく過ごしてきた中でのオアシス的存在であったように思います。特に社会人1年目だと慣れない業務に追われ、ちょっとゆっくり休みたいなという時にやってくるGW。帰省したり、友だちと会ったり、もう少しゆっくりしたいけどそろそろ行かなくっちゃ、という頃に終わっていました。五月病という言葉がありますが、それでもGWによって気持ちもリフレッシュし、また新たな気持ちで頑張ろう! と思った方も多いのではないでしょうか。

ところが2019年はそうじゃありません。10日もお休みだと、まだまだゆっくりできる、帰りたくない……と仕事復帰がちょっと困難になりそうな気がします。

GW前3大ヤルこと

GWに向けて何か準備していることはあるのでしょうか?

「家賃の振り込み」(33歳・その他)
「銀行に行きたくないので、10日分の出費を計算して引き出す」(30歳・自営業)
「仕事のやりとりができなくなるので、その前に済まさないといけない」(30歳・専門職)
「食材を多めに買ってくる」(27歳・会社員)
「旅行の準備」(28歳・自営業)

なんだかんだで旅行の準備が一番多いんじゃないかと思っていましたが、実は少数派。「お金の確保・食材の確保・仕事」。この3つがGW前3大準備でした。

新しい時代が始まります

ここまで、10連休についてネガティブ寄りになってしまいましたが、本来は即位をお祝いする日。

昭和から平成に改元された時、私はまだ幼稚園生であまり記憶にありませんが、母曰く昭和天皇崩御に伴い世の中全体が自粛ムードだったそうです。

平成から令和への改元は、4月1日のお昼前多くの人が新元号は何だろうとドキドキワクワクし、そこから約1か月間私たちは改元へ向けて心の準備を進めています。休める、休めない、予定があるないに関わらず、記憶がしっかり残る年齢で改元を体験できるなんて、ある意味ラッキーだと思って10連休を乗り越えていきましょう。

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