【雑貨好きにオススメ♪】思わず欲しくなる!六本木で開催『雑貨展』
『雑貨展』って?
【女子的アートナビ】vol.13
スタイリッシュな建物の中で開かれている『雑貨展』では、私たちに身近な雑貨の魅力をさまざまな角度から紹介。各界で活躍するプロがセレクトしたアイテムのほか、アートやインスタレーションも展示され、奥深い世界を楽しめます。
イチオシ!“12組による雑貨”
見どころはいろいろありますが、特に女子がワクワクするのはGallery 2にある “12組による雑貨” の展示。デザイナーやスタイリストなど各分野のプロフェッショナルたち12組が選び抜いた雑貨が紹介されています。
こちらは、ファッションブランドYAECAのデザイナー、井出恭子さんのコーナー。タイトルは『いつもの雑貨』。シンプルでセンス抜群のファッションをデザインされている井出さんのイメージにぴったりの雑貨たち。シンプル・ナチュラルな暮らしぶりが伝わってきます。
また、本展のディレクター、深澤直人氏と展覧会企画チームがセレクトした『雑貨展の雑貨』も必見。ズラリと並んだ道具や小物は圧巻。「これも雑貨?」と思うモノもあり、見る人によって感じ方が違う点も魅力です。
作家の雑貨
19組の作家による展示作品もおもしろいです。特に目を引いたのは、庶民文化研究家・町田忍さんの『キッチュな生活雑貨パッケージ』。チョコレートやキャンディのパッケージやアイスに付いてくるスプーンなど、ふだん何気なく使っている消耗品がズラリ。かっこいい雑貨アートです。
雑貨のルーツ?
“カワイイ” とか “おしゃれ” なイメージがある雑貨。街でステキな雑貨屋さんを見つけると、入りたくなる女子も多いはず。でも、約半世紀前までは雑貨といえば、バケツやタワシなど生活に必要な道具を指し、金物屋や荒物屋といった店で売られていました。単なる道具だったモノにデザイン性が加わったり、外国からセンスある小物が輸入されたりしながら、女子が好きなおしゃれ雑貨へと進化していったようです。本展では、雑貨がどのように日常の暮らしに取り入れられてきたのか、その歴史やルーツに迫る展示も見ることができます。
これだけ楽しい展示を見たら、当然雑貨が欲しくなりますよね。ご安心ください! 本展にあわせて、1階に特設ショップがオープンしています。展覧会で見たモノや珍しい小物をゲットできるチャンスです。さらに、期間限定のポップアップショップも次々と登場。何度も通いたくなりそうです。
雑貨好きにはたまらない展覧会は6月5日まで。
Information
会期:~6月5日(日) ※休館日は火曜日(5月3日は開館)
時間:10:00 ~ 19:00 ※4月28日のみ22時まで開館 ※入場は30分前まで
会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)
料金:一般 1,100円/大学生 800円/高校生 500円/中学生以下無料