DearDream×KUROFUNE座談会 メンバー紹介で思わず照れたのは…

2018.9.14
声優、俳優、アーティストとして、マルチに活躍してきたDearDreamとKUROFUNE。武道館でのファイナルステージ直前の彼らに迫ります!
タレント

2次元と3次元が融合! 5次元アイドルの魅力。

アイドル応援リズムアプリが2016年からスタートし、アニメも大人気となった『ドリフェス!』。2次元のキャラクターと、彼らを担当する3次元のキャストが連動したアイドル活動でも話題に。

等身大の魅力を発信するのが、5人組ユニットのDearDream。一方、その色香でファンを魅了する実力派デュオのKUROFUNE。この2組は一見対照的に見えるけれど、お互いを高め合うチームでも。

10月20日・21日のファイナルライブで、惜しまれながらも活動はひと区切り。彼らが『ドリフェス!』とともに歩んできた3年間を要チェック。

自分の可能性を追求していきたい。石原壮馬as天宮 奏

タレント

DearDreamのセンターを務める石原さん。実はメンバーの中では最年少!

「グループ活動の感覚が最初は全然わからなくて…。みんなで役割を決めていたんですが、気がついたらそれぞれが自然とカバーし合えるチームに成長していました。また、カラーの違うKUROFUNEと合わさることで倍以上の力が生まれ、DearDreamだけでは発揮できない魅力が引き出されました。KUROFUNEの2人も、すごく大切な仲間です」

これまで一番印象に残っている活動は、昨年の上海ライブだそう。

「俳優、声優、アイドル…といろんな活動を通し、いろんな視点から物事を考えられるようになったのは大きな収穫だったし、個人的にもかなり成長したと思っています。でも、上海へ行ったら景色も空気もライブのノリも何もかも違って、世界はまだまだ広いなと実感。これからは、自分の可能性をもっと追求していきたい」

これからも感謝の気持ちを伝え続けたい。溝口琢矢as及川 慎

悩み

「メンバーからおしゃべりクソ野郎と呼ばれてます(笑)」と、しょっぱなから笑わせてくれた溝口さん。一方で“縁の下の力持ち”とも言われている、実はしっかり者。

「稽古を積み表現を広げていく俳優業と、大きく膨らませた表現をマイク1本に集約する声優業、どちらもワクワクする楽しい仕事で好きですね。この3年間で忘れられないのは、‘15年のDearDreamお披露目で自分のドリカを道ゆく人に手配りしたこと。あまり受け取ってもらえない中で、『がんばってね』と声をかけてもらったことが励みになったし、今でも僕の原点。決して遠い存在になってはダメ、いつでもファンに寄り添い続けるグループでいようっていつもみんなで話し合ってきました。感謝の気持ちを常に忘れないようにって。今は、また1つずつ経験を積み重ねながら、言葉でも行動でもファンの皆さんに感謝を伝えていくことが僕のやるべきことだと思っています」

芝居に関わることなら、全て挑戦したい富田健太郎as佐々木純哉

悩み

「僕、自然が好きなんです! 太陽の光を浴びてないと、どんどん気持ちが沈んじゃって」 アニメやアプリの中ではグループをまとめるリーダーだけれど、現実の富田さんは、天真爛漫な言動で周囲を和ませる弟キャラ。

「リーダー感はないけど(笑)、純哉とはリンクする部分が多い。サーファーで、料理好きなとことか。僕はなかなかの腕前ですよ」

得意料理は、「お母さんから教わった煮物。富田家の味です」とアピール。そんな彼の心に残るのは、上海公演でのできごと。「現地の方が、みなさん日本語が上手で。すごく勉強してくださったのが伝わり感動しました。直接顔を合わせて感謝を伝えられるから、ライブは好きですね」

続けて、「とにかく芝居が好き」と目を輝かせながら話し始める。「声優のお仕事も新しいジャンルで、とても面白かった。これからもっといろんな芝居に触れて、役者として深みを出したいです」

テーマは感謝と未来。新しい僕らに会いに来て!

無邪気な5人の弟たちを、そっと見守る兄2人。そんな関係性が見え隠れした座談会のスタート。

溝口:まずはメンバー紹介を。

石原:はい! 僕はどうですか?

太田・溝口:顔が小さい!

富田:そして自分ワールドを持ってるよね。言葉の端々から感じる。

正木:あと、家に泊めてくれる時は、絶対ベッドを譲ってくれる。

富田:え!? 俺はソファだよ。

石原:おい、嘘つくな!

溝口:こんなふうに富田は、見た目からして笑いに走っています。

太田:太陽みたいで明るくなるよね。空気をすごく読むタイプだし。

富田:あとね、甘えん坊。

溝口:自分で言うなよ(笑)。隣の(正木)郁は、食べ合わせが変。例えば、焼き肉弁当とココアとか。

株元:マジ? それは合うの?

正木:はい、朝からいけます。だって両方おいしいですから。

株元:いや、だからさ。

溝口:その話は後で二人でしてください(笑)。そんな株元くんは?

富田:九州男児!

戸谷:俺は相方だから、頼りになるなって。ここを任せればいいっていうのが、もうわかってるから。

溝口:でも、意外とライブになるとテンションがぶち上がる!

石原:上がる方向が意外だよね。

正木:あとね、煽りの手の動きもちょっと可愛い。

全員:わはははは。

溝口:じゃあ、僕は?

戸谷:……犬。

株元:うん。常にテンションマックスで、体調悪い時だけゼロになる。子犬が怒られた時みたい。

石原:いつもその中間のテンションを狙ってくれればいいのに…。

太田:(戸谷)公人くんは、まさに兄貴だよね! 夜1時に電話で相談してたら、今から家来いよって言って話を聞いてくれて。

富田:でもさ、公人くんも、意外と寂しがり屋ですよね?

株元:そうそう、そうなのよ。

戸谷:……(照)。

溝口:最後の(太田)将熙は…。

石原:おっちょこちょいだね。

富田:いつもお腹痛めてるし。

太田:それ、言わないの!

株元:間食が多いんだよな。ずっと駄菓子を食べてるから。

溝口:だからお腹痛くなるんだよ。

富田:現代っ子の象徴だね。

戸谷:でも、熱いよね。ハートが。

株元:5人組だとさ、パフォーマンスの面でも絶対得だよね。俺ら、ライブの時にめっちゃ悩んだもん。

戸谷:構成を考えてても、3パターンくらいしかなくて(笑)。

株元:MCも、5人のほうが絶対盛り上がるから面白いじゃん。

正木:でも、事故る率も高い(笑)。

溝口:そんなMCは、ぜひライブで体験してもらいたいよね。武道館の追加公演も決まったし。

戸谷:今回は、感謝と未来がキーワードかな。言葉とパフォーマンスで伝えられたらと思ってる。

石原:新曲も増えたし、7人が主体のライブは初めてだしね。

溝口:うん。新しい僕らをぜひ見に来てください!

ドリフェス! Presents FINAL STAGE at NIPPON BUDOKAN 「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」 彼らのファイナルステージで、初となる武道館ライブが20日、追加公演決定! そして、21日公演の見切れ席の販売も決定! 武道館ライブと同タイトルのDearDreamの2ndアルバムには、7人で歌う曲も収録され必聴。KUROFUNEの3rdシングル『OVER THE SEVEN SEAS』も発売中。

いしはら・そうま 1996年7月5日生まれ。熊本県出身。ひかりTV・dTVで配信中のドラマ『君は放課後、宙を飛ぶ』に出演中。来年上演の舞台『紫猫のギリ』に出演予定。

みぞぐち・たくや 1995年5月9日生まれ。東京都出身。舞台『歴タメLive~歴史好きのエンターテイナー大集合!~第3弾』等に出演。舞台『怜々蒐集譚』に来年出演予定。

とみた・けんたろう 1995年8月2日生まれ。東京都出身。アニメ『働くお兄さん!』、映画『シュウカツ3』に出演。疲れた時の癒しスポットは、「近所の緑道」。

おおた・まさき 1994年10月25日生まれ。千葉県出身。劇団プレステージに所属。舞台出演が続き、11月には『はたらく細胞』、来年には『紫猫のギリ』に出演する。

まさき・かおる 1995年7月9日生まれ。埼玉県出身。アニメ『ドリフェス!』で芸能界デビュー。多方面で活躍中。11月に舞台『はたらく細胞』への出演が控えている。

かぶもと・ひであき 1989年4月27日生まれ。福岡県出身。劇団プレステージ所属。10月スタートのテレビアニメ『風が強く吹いている』で、ムサ・カマラ役に挑戦する。

とたに・きみと 1990年5月7日生まれ。東京都出身。‘07年のスクリーンデビュー以来、ドラマや舞台などで俳優として活躍。11月公演の舞台『はたらく細胞』に出演。

※『anan』2018年9月19日号より。写真・伊藤元気(symphonic) スタイリスト・URA ヘア&メイク・伊佐千秋 インタビュー、文・野村紀沙枝 若山あや

(by anan編集部)


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