ほろよい気分を楽しめる! 美味しい“ノンアルコールドリンク”6選

2022.3.19

ライフスタイルの変化や新しい価値観の広がりで、“あえて飲まない”など、お酒との付き合い方、楽しみ方が多様化してきた。そこで脚光を浴びているのが、ノンアルや微アルタイプの新しい“泡”ドリンク。シュワシュワ感でほろよい気分を楽しんでみて。

種類や個性もさまざま！　シーンに合わせて選ぼう。

コロナ禍で生活様式が大きく変化したことや、健康志向の高まりで、若い世代でアルコール離れが進むなど、アルコールとの付き合い方が多様化してきた。欧米で広まった、お酒は飲めるがあえて飲まない“ソバーキュリアス”というワードが日本でもトレンドに。

「ソバーキュリアスは、sober（しらふの）とcurious（好奇心）の造語。もともとお酒好きの女性編集者が妊娠や子育てを機にお酒を飲まなくなったことで、ポジティブな生き方に変わったことへの共感から広まりました。また、世界的に若者のお酒離れも加速。ただ、そういう人たちも、お酒に対してネガティブなわけではなく、酔うことに価値は見出せないが、味わいや香りは楽しみたい、ワインやカクテルなどお酒の持つ歴史や奥深さといった世界観には興味を持っています」（アルト・アルコ代表・安藤裕さん）

そこでいま注目されているのが、ノンアルや微アル、欧米で人気のハードセルツァーやオルタナティブアルコールなど、お酒のように楽しめる次世代ドリンクたち。

「ソフトドリンクとは違い、食事とのペアリングも楽しめます。アルコールならではの芳醇さが再現され、お酒好きな人も飲めない人も選択肢が広がると思います」

新“泡”ライフ 1：アルコールライクなノンアル

料理と一緒に楽しめる、美味しいノンアルコールドリンク。
脱アルコール製法や、アルコールを生成しない新製法で作られた、アルコール0％のノンアルコールドリンク。ビールやワイン、チューハイなど種類も豊富なので、メニューに合わせてセレクトしやすく、体質的にお酒を諦めていた人にもおすすめ。「ワインらしさやビールらしさを追求し、見た目や味、雰囲気がお酒に近いものが充実。飲んでいる気分を感じやすく、普段、飲酒習慣がある人も楽しめる。お酒の代替品として選ぶ人が増えています」（安藤さん）

新“泡”ライフ 2：ハードセルツァー＆微アル

今日はアルコール控えめで、リフレッシュ＆リラックス！
アルコール度数1％未満の微アルや、海外でポピュラーな“ハードセルツァー”。「ハードセルツァーとは、アルコール入りの炭酸水のこと。サトウキビや麦などから造った蒸留酒にフレーバーをプラスしているため、低カロリーでヘルシーなところが人気。気分に合わせてフレーバーをセレクトしやすく、気楽な飲み物として昼間から軽く飲むような位置付けです。微アルはアルコールらしさがありつつも、休肝日や翌日お酒を残せない人の気分転換に最適です」

新“泡”ライフ 3：オルタナティブアルコール

あえて飲まない“ソバーキュリアス”に人気、ボタニカルな炭酸飲料。
単にアルコールが入っていないだけではなく、ハーブやスパイスを組み合わせてふくよかな味わいを持たせた、オルタナティブアルコール。「オルタナティブとは“もうひとつの選択肢”という意味。料理とのマリアージュを追求しているのでワインのような楽しみ方も。クセのあるスパイスが使われていたりもするので、ジビエやエスニックにも好相性です。原材料を見ながら味の構成の分析をするのも面白いので、クラフトジンが好きな人はわりとハマるのでは」

ここでは、おすすめノンアルコールドリンクをご紹介！